全てが僕たちの宝物Ⅷ (ページ32)

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KT
海「何？」

玉「はい電話。繋がってるよ。」

海「？うん」

なに？直接藤ヶ谷先生から聞ける感じ？

『・・・、』

ん？機械音だけ聞こえてくる。

なんだ？

『・・・かぃ、と？』

海「えっ」

その声は！！

海「紫耀？！」

紫『ん、ごめ、ね？ひ，とり』

海「ううん！今ので元気出た！確かに今一人で寂しいけど・・・でも待てるよ！

紫耀こそ大丈夫？本当は会いに行きたかったんだけどやっぱりダメだったからさ」

紫『だぃじょ、ぶ！でも、た、しか、にひと、りつまんな、から、は、ゃく、もど、てこれ、よ、にがんば、る』

海「うん！待ってる！廉も明日には帰ってくるはずだからまた二人で待ってるね？紫耀無理しないで！」

紫『あり、と笑。おれ、もげ、きでた。じゃ、ね。おやす、み』

海「うん。おやすみ。」

玉「切れた？」

海「うん・・。え！嬉しい！先生ありがとう！」

玉「良かったねー。紫耀くんと話できた？」

海「うん！」

良かった！紫耀と話せたことももちろん嬉しいけど

紫耀話せるとこまで回復できたんだ！

紫耀も頑張ってるし，僕も頑張らなきゃね。

しかも今のですっごい元気出たし！

玉「残ってるご飯食べられそう？」

海「食べる！全部食べられる！」

玉「おおー！すごいすごい」
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