起首雷同 ページ7
女性らしくないシンプルな部屋。窓際のベットに蹲るように眠るAの肩を五郎は揺らした。
『うぅん…』
彼女は微かにうめき声をあげて、布団の中からぴょこんと顔を出した。
久しぶりの一年生4人による任務のために朝から校門前に集まることになっている。五郎が抱き上げるようにAの体を起こすと、目を擦りながらおはよう。とつぶやいた。
なんとか準備を済ませて校門を目指す道中、虎杖の背中を見つけた。
五郎が走り出し、綺麗なピンクの頭をスパンと叩く。
五郎「てめぇ…虎杖ぃ…!!!昨日のことは、Aに言われたから許すけどな…今度やったら…宿儺もろとも……!」
あらかじめ五郎が虎杖に手を出さぬよう、昨日の夜にAが虎杖を許すようにと言い聞かせておいたのだった。
虎杖「う…本当に申し訳ありませんでしたぁぁ!!!!」
五郎の鬼の形相に冷や汗をかく虎杖が、後ろにいたAにも聞こえるように叫ぶ。
『いいの、気にしないで。五郎もそれくらいにして』
先ほどから睨みを効かせる五郎はAの言葉を聞き渋々、虎杖から離れた。
『おはよう。悠仁』
虎杖「おう。おはよう!」
3人は肩を並べて歩き出した。
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[アイク・ブルームーン]アイおっとり(プロフ) - 面白いです!更新待ってます! (2021年8月24日 8時) (レス) id: 466201e21a (このIDを非表示/違反報告)
Ciel - めっちゃ面白いです!吾郎くんがかっこかわいいです。便新待ってます! (2021年8月11日 23時) (レス) id: 5e4a1d1d6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴっぴ | 作成日時:2021年8月10日 12時