選択 ページ31
一方、二人を置きAを追いかけた伏黒は、やっと彼女に追いついた。
伏黒「おい!!A!」
後ろから声をかけるも彼女はただ前を見据え止まることは無かった。
伏黒「大丈夫か?おい!」
すこし強めに後ろから手を引くと、びくりと肩を揺らしてこちらを振り返るA。俯いた顔を両手で包み、上げさせるとやっと彼女の美しい瞳と目線が合う。
伏黒「寮はこっちじゃないだろ?」
よほど上の空で歩き出したのか、寮とは反対の校舎裏に着いていた。
『ごめん。ぼーっとしてた。ありがとう。』
それだけ言って、また寮に向け歩き出そうとするAを伏黒は強く抱きしめた。
伏黒「なんてフォローしてやればいいかわかんねぇけど、今は1人になるな。」
『恵…?』
体を離そうとするAの後頭部に手を回すと、さらに体を強く抱く。
反射的にAは伏黒の背中に手を回した。
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[アイク・ブルームーン]アイおっとり(プロフ) - 面白いです!更新待ってます! (2021年8月24日 8時) (レス) id: 466201e21a (このIDを非表示/違反報告)
Ciel - めっちゃ面白いです!吾郎くんがかっこかわいいです。便新待ってます! (2021年8月11日 23時) (レス) id: 5e4a1d1d6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴっぴ | 作成日時:2021年8月10日 12時