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呪詛師と聞いて咄嗟にAは木槌を構える。
『お使いって?』
大和「まぁまぁ、そう交戦的になるな。目的はただ一つ、山本五郎左衛門および山本Aをこちら側に引き込むこと。
一緒にこの不条理な世界と戦わないか?」
大袈裟に手を広げて、胡散臭い笑みを浮かべる大和。
五郎「で?断ったら?」
大和「敵にはしたくないからね。ここで2人とも殺すよ。仕方ないさ。」
五郎はくつくつとバカにしたように笑うと、急に真剣な顔になり大和を睨んだ。
五郎「俺たちのことは殺せないし、Aのことは俺が殺させない。
俺はAの意思に従うから、一応聞いてみるか?」
そう言ってAに目線をやる五郎。
『そっち側には行かないわ。』
五郎「だそうだ。
ちなみに、その刀俺に返す気あるか?」
大和はなにを言ってるんだ?というふうに首をすくめた。
五郎「ことごとく交渉決裂だな。
呪い合うしかなさそうだ。」
ひゅん!ガキン!!
一気に加速した五郎の拳を大和は鞘に収めた刀で防ぐ。彼らの視線が混じり合い、戦闘が始まった。
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[アイク・ブルームーン]アイおっとり(プロフ) - 面白いです!更新待ってます! (2021年8月24日 8時) (レス) id: 466201e21a (このIDを非表示/違反報告)
Ciel - めっちゃ面白いです!吾郎くんがかっこかわいいです。便新待ってます! (2021年8月11日 23時) (レス) id: 5e4a1d1d6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴっぴ | 作成日時:2021年8月10日 12時