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五郎の力に押されて大和の腕が震える。普段の飄々とした態度で忘れられがちだが、五郎もまた呪いの王と恐れられる宿儺と同じく特級に分類される呪いであった。
五郎「格の違いがわかるだろ?やめとけよ。死ぬぞ?」
大和「死ぬ算段をしてここに来るわけないだろう?」
拳を交え五郎との力の差を十分に理解しながらも、大和が恐れる様子はない。むしろ、自信ありげな態度である。
Aは五郎に手一杯の大和の背後に回ると走り出し、攻撃のために構える。
五郎「へぇー、勝つ算段があるんだ。」
大和がニヤリと意味深に笑うと、刀に込めた力をふっと抜いた。五郎の拳は支えを無くしてそのまま大和に振りかざされる。
迫る拳を大和が掴むと小さなビー玉のようなものが現れ、それは瞬く間に五郎を飲み込んだ。
『五郎…?!』
大和は刀を抜きながら素早く振り返り、一瞬動揺したAを切りつける。
どごん!
『う…!』
なんとか反応したAは木槌で刀を受けるも、走り出した姿勢でろくに力も込められず吹き飛ばされて地面に体を強打した。
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[アイク・ブルームーン]アイおっとり(プロフ) - 面白いです!更新待ってます! (2021年8月24日 8時) (レス) id: 466201e21a (このIDを非表示/違反報告)
Ciel - めっちゃ面白いです!吾郎くんがかっこかわいいです。便新待ってます! (2021年8月11日 23時) (レス) id: 5e4a1d1d6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴっぴ | 作成日時:2021年8月10日 12時