集合 ページ25
虎杖・釘崎「伏黒…?A…?」
名前を呼ばれ、伏黒とAはむくりと起き上がった。
伏黒「おっ戻ったか…よかった無事で…(「ビビったぁぁ!!死んでんのかと思ったー!!」
虎杖と釘崎のピッタリとあった叫び声が渓谷に響く。頭に響くと顔を顰める伏黒と、2人の無事を喜び微笑むA。
虎杖「とりあえず。Aはこれ着とけ」
虎杖はそう言って自分の制服を脱ぐと包み込むようにAの肩にかけてやる。
『私の血が付いちゃう…」
虎杖「いいっていいって。それよりそんな格好で街中歩く方がダメ…」
Aのブラウスには血が滲みところどころ切れてしまっていた。だが、いつのまにか五郎が直したのであろう。ブラウスから覗くのは、痛々しい傷ではなく華奢な鎖骨であった
ちらりと覗く白い肌がかえってひどく色っぽく見えてしまう。
釘崎「いいから甘えとけって」
そんな虎杖の考えを察したのかはわからないが、釘崎が声をかけたことでAはありがとう。とつぶやいて、大人しく袖に手を通した。
ボタンを上まで閉めるとぶかぶかな制服のパーカーに顔を埋めて上目遣いで虎杖を見つめるA。
『悠仁の匂いがする。好きな匂い。』
そう言われて虎杖は恥ずかしそうに目を逸らした。
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[アイク・ブルームーン]アイおっとり(プロフ) - 面白いです!更新待ってます! (2021年8月24日 8時) (レス) id: 466201e21a (このIDを非表示/違反報告)
Ciel - めっちゃ面白いです!吾郎くんがかっこかわいいです。便新待ってます! (2021年8月11日 23時) (レス) id: 5e4a1d1d6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴっぴ | 作成日時:2021年8月10日 12時