第二話 ページ4
鬱side
風見、Aと言ったか。
なかなか可愛いな。
次狙うのもアリかも知れへんな。
…と、思考してしまう僕は相当なクズだ。
僕がクズな理由なんて分かってる。
どうすればいいかも分かってるんやけどな？
どーしても、辞められへんねん。
だから今もこうしてクズやねんな。
コネ「女の暗殺者か！カッコええやん！」
風「ありがとー。コネシマ、だよね？」
コネ「おおっ！知っとるんか！」
もちろん！と言い、
1人ずつ名前を言っていく。
風「グルッペン、トントン、シャオロン、
コネシマ、オスマン、ひとらんらん、
ゾム、鬱先生。でしょ？」
シャオ「おお…すごいな。」
グル「本題はここからだ。
風見を誰の元に入れるか、だ。」
あ。僕、手あげよ。
と思った矢先に、
先に発言したのはゾムだった。
ゾム「俺はいらんわ。」
コネ「え？！なんでなんで！？」
ゾム「女に暗殺者なんて務まらへんもん。
軽〜い気持ちでやっとったんやろ？
つか、暗殺者辞めてもらいたいわ。」
珍しく、ゾムが暴言を吐き続ける。
なんか恨みでもあんの？
トン「まぁ、やめーや。
まだ見てもいないやんけ。」
ゾム「見る時間の無駄。帰ってええ？」
そこで、黙って居た風見ちゃんが口を開く。
風「まぁーそうですよねー。
ベテランのゾムさんは
そう思うでしょうけどねぇ。
……私も一生懸命やってるんですよ？」
そう言う風見ちゃんの目を見た瞬間、
誰もが戦慄を覚えた。
もちろん、ゾムも。
さっきまでの明るさは何処へやら。
光の無い濁った目をして居た。
……僕みたい。
それも数瞬の間で、
もう元の目に戻ってしまっていた。
風「認められるように頑張りますね。」
なんて言って。
彼女には、何か裏があるんかな。
そう言うとこ、暴くのも楽しそうやな。
僕はまた、クズな考えに浸る。
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白風狂 - 奈希さん» ありがたいお言葉をありがとうございます。私自身、隙間時間などで少しずつ更新出来ればと考えております。今は更新を停止しておりますが必ず再開致します。 (2017年8月23日 23時) (
レス) id: f5af2860e4 (このIDを非表示/違反報告)
奈希(プロフ) - はじめまして白風狂さん。素敵な作品を発見して一気に読んでしまいました。今後の展開も気になる所ではありますが、ご自身の現実での生活や体調を優先して下さい。中学三年生でこれだけの文才があるので将来が凄く楽しみです。いつまでものんびりお待ちしています。 (2017年8月23日 9時) (レス) id: 78f7e15280 (このIDを非表示/違反報告)
白風狂 - 通りすがりのサイコ狩りさん» 2個！？……うーん、頑張ってみますね〜。ありがとうございます！ (2017年8月10日 1時) (レス) id: 7c096bed0e (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりのサイコ狩り - ちすちっす！毎日更新お疲れ様です。これからも頑張って下さい！毎日2こ投稿待ってます。(ﾆｯｺﾘ (2017年8月9日 23時) (レス) id: 8bfa66f233 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白風狂 | 作成日時：2017年7月25日 21時
