第14話 ページ14
【na視点】
na「ねぇ、あっつくない？」
sm「…そりゃ、ここ狭いからな。」
部室は元物置、ということもありスマイルのいう通り暑くなる。窓も西側で、ちょうど部活の時間帯が一番暑いのだ。しかも狭い上にその中に男6人入るという地獄絵図。まぁ、今日は俺とスマイルの2人なのだが。
sm「今日は少し温度も高いらしいな」
na「あっつくない??」
sm「いや別に」
na「えー…」
でも春と夏の間でこれだったらヤバイぞ、真夏。
sm「中間テストどうだった？」
na「ふーーーーーん」
咄嗟に聞こえないふりをしてしまった。だって悪かったんだもーん、結果。
sm「…暇だな」
na「そだね。」
あんまり会話も続かない。
けど、心地好い、時間。
みんなでワイワイするのも悪くないけど、こうやってたまにはのんびりするのも良いかもな。
sm「……」
na「そーだ、看板書こうよ」
sm「看板？」
na「そう、部室の前にさ、貼ろうよ」
そういって俺は木の板をスクバから出した。
sm「え？まて、どうやって入ってたんだ？だってそれ…えへ…？スクバの倍以上の長s…」
俺はまた無視する。
na「ここにさ、ワイテル部ってでっかく書くんだ」
sm「…うん??」
ペンキをスクバから出す。
sm「何でも持ってるなお前…」
スマイルは俺のことをドラえもんとでも言いたげだった。
na「よっし、書くぞ！」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
書き終えた。早速部室の前に貼ろうと思う。
sm「木の板だぞ…どうやって…」
俺はワイテル部と書かれた板を置いた。
sm「置くのか…」
そう、置いた。
sm「ツッコミが不在ってこんなに辛いんだな………」
na「ふぅ、今日はもう解散すっか！」
sm「おう。」
軽くなったスクバを持って、昇降口へ俺たちは向かった。
na「じゃあね〜」
sm「ん〜」
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虚(プロフ) - 73「しちみ」さん» あああありがとうございます。自信なかったんですよねそこ (2020年4月26日 11時) (
レス) id: d23faf1a2c (このIDを非表示/違反報告)
73「しちみ」 - 回るやつってコーヒーカップだったと思います(ﾎﾞｿｯ (2020年4月26日 10時) (レス) id: 22b41429d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：虚 | 作成日時：2020年4月22日 12時
