美しい薔薇には棘がある。【ハイキュー！！】 (ページ3)

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2話ページ3

朝練が終わり、あっという間に昼休み。

バレー部は集まってお昼ご飯を食べる。

今日は屋上らしい。

ｷｨ……

少し錆びついた屋上のドアをゆっくり開ける。

喋り声が聞こえるのでもう何人かは、いるのだろう。

『ごめんなさい。遅れました。』

灰「あ！もうおっそいですよ！A先輩！」

『ごめん。』

黒「やっくんもう弁当食べ終わって購買にパン買いに行ったぞ」

『(あの体で……)よく食べますね。』

黒「それやっくんの前で言うなよ」

『言いませんよ。』

　

そんなくだらないことを喋っていると

灰「A先輩ー！隣どーぞ！！」

『ありがとう、』

遠慮なくリエーフの隣に座り、お弁当箱を開けた。

犬「先輩！？お弁当箱小さくないですか！？」

『キミらが異常なのだよ』

灰「俺らは通常ッスよ！あ、卵焼き！食べないならくださいっ！」

『え、あ、ちょっ！』

ﾊﾟｸｯ

食べられた。

灰「んー！うまいです！」

黒「リエーフお前な………」

『はぁ…、美味しいでしょ？』

灰「はい！俺の弁当作ってほしいくらいです！」

『いやよ、面倒だもの…』

黒「は？お前が手作りしてんの？」

黒尾先輩が目を少し見開いてびっくりしたような表情になる

『そうですけど……』

夜「お、もうA来てたんだな」

『夜久先輩、こんにちは。』

夜「おう！」

研「A、数学小テストだって。」

『…………』フリーズ中

虎「おーいAー。起きろー！」

『ハッ……小テスト………うん。大丈夫よ』

黒「ホントかねぇ…」

灰「なんか先輩が数学苦手って以外ッスね！」

『小さい頃から算数とか数学とかはだめだったのよ』

黒「理系っぽいのにネ」

『文系です。』

夜「食い気味だなﾓｸﾞﾓｸ」

『ﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞ』

犬「先輩ハムスターみたいです！」

黒「Aハムスターｗｗ」

『うるひゃいﾓｸﾞﾓｸﾞです。』

夜「食うのか喋るのかどっちかにしろー。」

キーンコーンカーンコーン

黒「うっし！チャイムなったし解散！A〜、テスト頑張れよ〜」

『言われなくてもです』

灰「じゃあ先輩放課後にー！」

『ん、』

数学テスト点数→51点