1話 ページ2
こんにちは、私月崎Aと言います。
よろしく。
私は男子バレー部のマネージャーをしています。
そして今日もまた…
黒「A〜、俺のタオル知らない?」
『……知りません。』
黒「悩む素振りぐらいしようネ、相変わらず棘があるナー。」
刺々しいと言われます。
『あ、タオル。あれじゃないデスカ』
ちょっと黒尾先輩の真似してみた
黒「お、ホントだサンキュー!こういうとこ憎めないんだよネ〜」
こういうとこ憎めないらしいです。
夜「A!ドリンク!」
『はい』
この人の名前は夜久衛輔先輩、一生ついていきたくなる(?)系の先輩だ。
夜「さっきのレシーブどうだった?」
『少し相手に乱されすぎてしまった…と思います』
夜「やっぱり!俺も乱されたー!って思ったよ」
黒「やっくんにそんなこと言えるのAだけだな」
『ビクッ…………やめろやください。』
黒「それ敬語になってないよ」
突然後ろから私の肩にぽんと手を置かれてびっくりした。
虎「Aー!!!俺のスーパーレシーブ見たか!?」
『見てない。』
虎「なん…だと………!?」
『次は見てるから』
虎「絶対だぞ!」
『ウン』
虎「ウオッシャアーーー!!!!!!!!!やるぞー!!!!」
元気そうでなにより…、
灰「Aせんぱぁ〜い!レシーブ教えて下さいぃ!」
『……ヤダ、私じゃもう無理、夜久先輩に頼みな。』
灰「ハッ!それは俺がもうA先輩よりうまいからもう教えることはないぞ的なやつですか!」
『違う、まだ私のほうが上手。』
灰「ガーン!」
今日も今日とて、音駒男子バレー部のマネージャーさんは棘があるようです。
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作者名:MILLE | 作成日時:2024年3月21日 7時