【歌い手】本性、バレちゃいました。

００４ ページ6

____とりあえず爽やかスマイルを貫き通すしかねえな((






頭の中で再生、ご丁寧にエコーまでされる数分前の私のセリフ。


あの時の私を今の私はとても恨んでいます。(作文)









96「おーい、降りてこようよそこの数人！？」


私が来たため自己紹介をしよう！ってなって人を集めたところ、集まったのはちょっとだけ。


96ちゃんの叫びも虚しく降りて来ない3人の方々。









あ、ちなみに他の人は「新しい！」とか言って集まりました。









……うん。あのね、新しい人が来た、って言ってくれるかな？

人を新商品みたいに呼ばないでくれるかい。









……まぁ、上の3人と比べれば集まってくれただけありがたいと言いますか。









「あはは……。ごめんな？ちょっと人見知りだからさ」






男の人にしては可愛いサイズの人が声をかけてくる。

いい人……なんだけど、ごめんって思うなら連れてきてくれよ！あいつらを！！




…まじで。ボストンバッグ重いの。早く部屋に行きたいぜ。









『あの、96ちゃん。私は大丈夫だからさ、先に居る人だけで自己紹介してくれたらいいよ？』



96「まぁ……分かった！荷物重いだろうし今のメンバーだけでいいかな！」




くるっと振り返って笑顔でそう言う96ちゃん。









……荷物重いの分かってるんだったら早くそうして下さいよおお(白目)


*

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