【歌い手】本性、バレちゃいました。

００３ ページ5

物件は、シェアハウス。

住む条件は、家事をすること。









それだけであの値段は安い、と電話した相手____つまり、今日案内してくれる人は

・金髪
・低身長



……らしい。


まあ、何とも分かりやすい例を上げてくれたものだ。特に身長(失礼)









こんな住宅街のカフェに、金髪なんてそうそう居ないだろうからすぐ分かる、と辺りを見渡………居た。


というか低身長だとか言っときながら私の方がちっちゃい説。


いやでも私はまだ(？)19だし、と見苦しい言い訳をつけてその人に話かけた。









『あのー……シェアハウスの方、ですか？』




___それはもう、清々しい笑顔でね(白目)



・









・









9「じゃあ、そろそろ着くんだけど……何個か注意！」



電話の主、響希棗さん。

96ちゃんって呼んでね！という本人の要望に答え、出会って数十分で名前で呼び会う仲である。









今から一緒に住むとはいえ、かなり慣れなれし……ん”んっ、フレンドリーすぎる気がする。









96「……ってことなんだけど、聞いてた！？」


『えっ、うん！聞いてたよ！』




ごめん聞いてない。









96「本当？なら良かった！聞いてなかったら大変だからさ〜！」








え、待って聞いてないっておい待てや(逆ギレ)



聞いてないと大変って何大変って。









え、え、いや別に？焦ってはないし？う、うううん(震え)









・









とりあえず爽やかスマイルを貫き通すしかねえな((


*

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• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
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