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「いくぞルフィ君！！」
「おう！」
ジンベエが放った水柱は折れた船のマストを持っているルフィを持ち上げ、壁の向こうへとルフィを飛ばして行く。
……俺も行くか。
「黒マントボーイ！ 頼んだわよ！！」
「……その呼び方は止めてくれないか……」
そう言ったものの頷いた俺は足に力を込めて宙を蹴り、直ぐに空中に上がる。
着地したであろうルフィの居場所を探すと、ルフィは三大将の目の前にいた。
そして、ルフィが凍った柱を大将達に砕いて叩きつけるも……相手は皆自然系なので時間稼ぎにもならないようだ。
俺も直ぐに其処へと向かえば、再度黄猿に蹴り飛ばされそうになったルフィを、黄猿に覇気付きのナイフを投げて怯んだ一瞬の隙にルフィを回収する。
「気をつけるんだぞ。此処からは俺も援護しきれない！」
「ああ、ありがとな……！！」
……と、ルフィは降ろすと直ぐに駆けて行く。
体力の消耗が激しい様だが、まだまだ走っていけるらしい。
兎に角俺は、一番素早い黄猿を警戒し、ルフィの所へと行かぬ様に見張っていよう。
「……来たか」
後方からは巨大な物が動かされる様な音が聞こえ、海底に潜んでいたもう一隻の船をオーズが広場に上げたという事が分かった。
これで父上も広場に上がったみたいだ。
「うわあああああ！！」
「ルフィ……！」
大将ばかり気にしているのも駄目だったらしい。
やはり中将クラスの海兵は今のルフィにとって、一人一人が強敵だ。
「よそ見はダメだよォ〜」
「……ッ！！」
此方に飛んで来た光線をすれすれで避け、ナイフで斬りかかるも本物の光の速さにはやはり勝てない。
「ぐっ……！」
光速で打たれた蹴りを咄嗟に武装色でガードするが、案の定威力が半端ではなかった。
俺は少し背後に吹っ飛ばされたものの空中で体勢を立て直し、ナイフを素早く投げる。
「おっとと〜……！ ……まったく、恐ろしいねェ〜」
其奴は今の攻撃が予想外だったらしく、避けた後に少し驚いている様子を見せていた。
……あまりそうには思えないがな。
その隙に最早瀕死状態のルフィを掛かってくる中将達を斬撃で薙ぎ払いながらも回収し、一旦退くことにした。
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Noah†(プロフ) - 更新待ってました(*´∀｀)ワクワクしっぱなしです…これからも頑張ってください(*´-`) (2018年1月8日 0時) (
レス) id: 16f26e4166 (このIDを非表示/違反報告)
しーた(プロフ) - 凄く面白かったです…！！更新ずっとお待ちしております… (2017年12月25日 11時) (レス) id: e6fa4e5308 (このIDを非表示/違反報告)
みかづき(プロフ) - め、めちゃくちゃいい所なのに！…すっごく面白いです！続き気になります！更新頑張ってください。 (2017年8月24日 11時) (レス) id: 40dece2299 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レフト | 作成日時：2017年2月21日 2時
