【story 05】 ページ6
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『私暑いの苦手なんだ〜、グリム♪』
ニコッと笑みを浮かべているのとは裏腹に
両手にはさっきクロちゃんから盗んだ愛の鞭が今から捕まえると丸わかりなくらい音を立てて主張していた。
グリムを「……………ヒッ、」
グリムの顔が一瞬怖気付いたのを見計らって
勢いよく背後に周りグリムを両手で捕まえる。
そして手際よくクロちゃんから盗んだ愛の鞭で
拘束した。
『最後にちょうちょ結びにして……よし!
あーーーやっぱりこのもふもふ最高♪♪』
胸に抱き抱えながらよしよしと撫ぜまわす
クロウリー「…素晴らしい!さすが飼い主ですね」
『ほんとに飼い主じゃありません。クロちゃん…愛の鞭だけじゃダメなんだよ。。大事なのは飴と鞭を上手に使いこなさないと。』
腕の中で既にデレデレにくつろいでるグリムを撫ぜながら言った。
グリム「コイツのテクニックの前では言うことを聞くしかないんだゾ、、」
クロウリー「ごほん!ではこの狸を学園外に放り出してあげましょう。鍋にしたりしません。私 優しいので」
誰かお願いします。とクロちゃんが言うと、
ひょいっとグリムを取り上げ、何かの魔法?が施されたのか派手な首輪を付けられる。
グリム「オレ様は絶対、絶対!大魔法士になってやるんだゾー……!!」
それだけ言い残してグリムは強制退場された____
『ちょっと可哀想』
クロウリー「少々予定外のトラブルがありましたが入学式はこれにて閉式です。各寮長は新入生をつれて寮へ戻ってください。」
そう言って周りがぞろぞろと動きはじめ、
私とクロちゃんの2人きりになった。
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作者名:ぱお | 作成日時:2020年6月25日 0時