【story 18】 ページ20
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場所は変わって学園長室に向かった。
カツカツと音を立てて歩きちょうど部屋の前にに着くとドアを2回ノックしてどうぞ、という声とともに失礼します。と言って部屋に入った。
入ると、ちょうど珈琲を入れていた学園長が見えた。
学園長もこちらに気づいたようであなたも珈琲いかがです?、と聞くと
苦いの苦手です。と返した。
残念です。とシュンとした顔でこちらを見るが
Aの眼中に無くカチ無視した。
『さっきは急でびっくりしましたが助けてありがとうございました。』
ペコりとお辞儀をすると、いえいえ。と返す学園長。
『さっきはてんぱってて、上手く返せませんでしたが、貴方は教師です。簡単に生徒に頭を下げたらダメです。僕は私を守るために今こうしてるし哀れむのは間違いです。それに、また学生になれて結構嬉しいんです。お礼を言うのはむしろ私です』
いきなり現れた見ず知らずの人間を助けてくれて
ほんとうにありがとうございます。
ペコりとお辞儀をした後Aは笑って見せた。
『んーーー…やっぱり堅苦しいのってニガテ。
僕が私で居られるのはいまはグリムとクロちゃんと寮のゴーストの前だけだけど絶対いつかスカート履いてどうどうと学校歩いてやるから。』
はい!難しい話はこれでおしまい!!
クロちゃんもそれでよろしい?と言うと
クロウリー「…もちろんですよ。ただし、問題だけは起こさないように。」
嬉しそうな顔を浮かべながら学園長は言った。
『はいはい。…あと、制服はちゃんと採寸したいのが欲しいのと、昨日渡した本僕に返して。あの文字は僕は読めたから魔法に関して何か分かるかもしれない。それと私が女って言うの、他の教員の人には内緒にしてほしいな、。』
わかりました。と鼻で笑いながら学園長が言うと、
指をパチンッと鳴らし、Aの手元に昨日の本、そして制服がスッキリと見えるようしっかり採寸されていた。
クロウリー「秘密はもちろん厳守します。おっと、そろそろ授業が始まる時間ですね。」
時計をチラリと見ると、予鈴の10分前だった。
『じゃまたね!クロちゃん♪』
そう言うと、
手をフラフラして教室に向かった。
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作者名:ぱお | 作成日時:2020年6月25日 0時