【story 00(prologue)】 ページ1
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専門学校の卒業式の終わりの夜_______
謝恩会が終わり、仲の良かった友達同士で酔っ払い
3次会で騒いでいる中…
『みんな就職先決まっていいなあ〜〜、。。』
じとりと友達の事をみながら言った
「えーーーー?(笑)
就活サボった自己責任じゃん(笑)」
横からそれな。うんうん。と続いて言われる。。
ゲラゲラと友達の笑い声がよく響く。
その通りすぎてなんの返す言葉もなく目の前の
レモンサワーをグイッと飲んだ。
そう。わたしAは、この専門学校で数少ない就職先が決まってない。つまり、自宅警備員確定組だ。
『えーーーーーだって、、いまはあんなゴミ男と別れたけどあの時は彼のことが1番だったもん、、泣』
「えーでもそのゴミ男ってホストでしょ?(笑)仕事と愛はちゃいますって(笑)引っかかったアンタが悪い。」
そうだけど、、と言いながらレモンサワーをまたグイッと飲み干す。
そうです。私は専門2年生と言う大事な就活時期に20歳を超えてから繁華街での夜遊びに夢中になり、
特にホスト遊びにどハマり。当時付き合ってた??と思う、男の子と付き合うなか知らない女との浮気現場に遭遇。。
そこからホストクラブにも指名していた男の子にも会わなくなり現実をよく見たら2月。。。
もう就職する時間も次の一手を打つ時間も残されていなかった。
「Aが家族に内緒でキャバクラで働いて稼いだお金は指名の彼氏に全部注ぎ込み愛の詰まったその量、なんと!800万wwwwwwwwwwwwwww」
目を閉じて、説明さんきゅうと思いながらグイグイと
喉にアルコールを流していく
「まあまあ、落ち着いてハローワークいって仕事探しな?まだ20歳。若いんだから!
ではでは〜、みんなグラス持って!!私たちの未来の門出と〜!鬼出勤頑張って愛を貫き通したAのこれから先の素敵な出会いを願って〜〜〜KP〜!!」
カンパーイと皆盛りあがり、おいおいと思いながらもただただいまは楽しくて仕方がないので
『すいませーん!レモンサワーとあとコカボムとクライナーの白色、人数分追加!!!!』
おいおいwwって周りから止められるも
『今日は朝まで飲むぞーーーー!!!』
頭の中はフラフラ___
先のことは何も決まってない。
不安が止まらない。
でもきっと、今日の私も明日の私に他人任せ。
いまはそれ以上考えたくないや。
そこで私の記憶は途切れた_________
きっとこの日がこの世界での、
最後の思い出だ____
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作者名:ぱお | 作成日時:2020年6月25日 0時