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貴「っ...!!」
早く手を離したいのに市松先輩がそうさせてくれない...
貴「離しt」
樫野「離せ!!」
バシッ
私が大声を出そうとする前に樫野くんが市松先輩の手を叩いて庇うように前に出た。
樫野「テメェ...！」
市松「おー怖い怖い。挨拶は終わったし、俺達は退散するよ」
去って行くチーム市松の後ろ姿を樫野くんは睨む。
樫野「A！大丈夫か!?」
ガシッと肩を掴まれる。
貴「...うん。多分」
先程、握手した手を見る。
花房「見せて」
花房くんが心配そうに私の手を見る。
花房「...少し赤くなってるけど、大丈夫そうだよ」
私を安心させるためかニコッと笑った。つられて私も笑う。
樫野「...ﾁｯ。あいつら......！」
安堂「酷いことするな女の子に...あんなやつらにいい菓子が作れるもんか...」
△
スイーツ精霊「テスト突破おめでとー!!」
貴「ありがとう！みんなも帽子の中でお疲れ様。ケーキ食べて。紅茶も淹れたからよかったら飲んでね」
スイーツ精霊「わーい！」
樫野「俺、Aの淹れる紅茶好きだ」
安堂「淹れる手順は変わらないのに」
花房「Aちゃんの紅茶は他の人が淹れる紅茶と味が違うように感じるんだよね」
貴「そうなの？自分ではわからないんだよね...」
何でだろう...不思議だなぁ。
ベルガモット「のんびりティータイムするのはいいけどケーキのこと忘れてない？」
カフェ「研究するためにわざわざサロン・ド・マリーで市松達のケーキ買ってきたんだろ」
忘れてた...(汗
花房くんは志摩礼也先輩のを食べる。
花房「コーヒーマーブル、しっとりしていいできだ」
安堂くんは横島茂先輩のを。
安堂「こっちはナッツぎっしり。食べごたえある」
樫野くんは網川了先輩のを。
樫野「このチョコパウンド...う...美味い」
私は市松健先輩のを。
貴「これ...栗だ。コクがあって大人の味ね...」
あの人達の態度からは想像もつかないほどに美味しかったからシーンとなったが私達の考える内容は一緒だった。
((言うだけのことはある))
バニラ「相手よりいいモノ作ればいいじゃない」
ショコラ「そーですわ」
キャラメル「皆さん、どんなケーキにするんですかぁ」
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うつ(プロフ) - ラズさん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえて凄く嬉しいです！更新頑張ります！ (2017年7月12日 19時) (
レス) id: 377ca02738 (このIDを非表示/違反報告)
ラズ(プロフ) - 突然なんですけど、私この作品大好きです！ストーリーの展開が凄くいいです！スイーツスピリッツのキャラもすごくキュンときます！更新楽しみにしてます！頑張ってください！！ (2017年7月12日 19時) (レス) id: c96d83c28a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うつ | 作成日時：2017年6月12日 17時
