標的105 【過去編】 ページ38
リボ 「はあ、はあ。っく!!」ドン
貴 「....。ふわあぁ。....ねむ。」
今、リボーンは基礎射撃の訓練中。
つまり、私が教えることは何もない。=暇い、眠い。
意識を手離そうと床に座りつく。
リボ 「っ。.....おい、アル.
寝るんじゃねーぞ...。」
貴 「....!!......分かってるわよ。」
ウトウトしていた頭を上げとりあえず目を開く。
一心不乱に的を狙うリボーンの射撃はさすがと言うべきか
ど真ん中をすべての弾が射ている。
貴 「(私が出した課題はたしか.....100発。 そろそろかな。)」
立ち上がりながらリボーンに近づく。
ゆっくりと的確に的を射るリボーンがようやく手を下ろしホッと息をついた頃
リボーンの肩を叩いた。
貴 「終わったみたいね。......お疲れ様。」
リボ 「はぁ、っ、ああ。」
流石に100発の弾丸を狙ったところに撃ち込むのは至難の技だったらしく
息切れがかなり激しい。
貴 「つらそうね？
休む？...続ける？」
リボ 「続ける。」
貴 「ふっ。......そう。
じゃあ次は後ろを向いて真後ろの的を狙ってうちなさい。
....ジェスチャーは必要かしら?」
リボ 「...頼む。」
一呼吸置いて声を出したリボーンの前に立ち、
スノーを構える。
貴 「いい?リボーン。
弾は普通に撃っても意味がないの。
曲線を描くような弾を打つ場合、銃から弾に死ぬ気の炎を灯す必要がある。」
リボ 「....死ぬ気の炎。」
貴 「そう。
ああ、先にいっておくけど弾に死ぬ気の炎を灯すのではなく、
銃から弾に死ぬ気の炎を灯すのよ?」
リボ 「...どうゆうことだ?」
貴 「...そうね。
誰かは忘れたけど、昔銃の弾だけに炎をためて撃つ人がいたのよ。
撃った後の破壊力は確かに抜群だった。
でもね、銃は弾の放射される威力に耐えきれず
撃てたとしても最高5発が限界だった。
そんなもの実戦でなんて到底使えないじゃない？」
リボ 「...たしかにな。
だが、それでも破壊力は確かだったんだろ?」
貴 「ええ。」
リボ 「なら!」
貴 「はあ。とんだあまちゃんね貴方。
実戦で使えたとして、何丁の銃を持っていくつもりよ？
それに....その方法では曲線を描くような弾は出せないわ。
あれは撃つと言うより発射って感じだもの。」
リボ 「...五発か.......。
威力に申し分ねーなら器の問題か？」
レオンを銃にしながら弾と銃を交互に見つめながら
呟くようにリボーンが話す。
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琴吹白(プロフ) - 夢さん» いつもありがとうございます。夢さんが仰ったようにもうそろそろで過去編も終了を迎えますよ♪ あと、話についてこれなかったという方すいません。もうそろそろ次に行きますので底で纏めたものを書こうと思いました！ これからもよろしくお願いしますね。 (2017年9月9日 22時) (
レス) id: c31d0168da (このIDを非表示/違反報告)
夢 - 後々、多分私も何ですがたまに話に付いていけなくなることがあるんです！出来れば、今までの流れをまとめて下さいませんか？ お暇な時で構いませんので、更新頑張って下さいね！応援しています！ (2017年9月9日 21時) (レス) id: 1f17b8c21c (このIDを非表示/違反報告)
夢 - わぁー！面白いです！ 更新の方忙しかったのかはあまりわかりませんが、がんばってください！ あ、このながれからすると、もうそろそろで過去編終了ですか？ (2017年9月9日 21時) (レス) id: 1f17b8c21c (このIDを非表示/違反報告)
琴吹白(プロフ) - ありがとうございます。頑張りますね。 あ、でも今日は更新できないので明日まとめて更新しますね。此からも宜しくお願いします。 (2017年8月31日 22時) (レス) id: c31d0168da (このIDを非表示/違反報告)
夢 - お疲れ様です！ 頑張って下さいね！ (2017年8月31日 21時) (レス) id: 1f17b8c21c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴吹 白 | 作成日時：2017年7月21日 12時
