標的93 【過去編】 ページ26
....しばらくして。
pーーーーー
リボ 「.....沸いたみたいだな。」
コーヒーを入れるために沸かしていたお湯が沸騰して音がなる。
火を止めようとコンロに手を伸ばすと、アル.が後ろから声をかけてきた。
カチッ
貴 「....お!それじゃあリボーン、私はソファーでくつろいでるね〜
何回やり直してもいいから美味しいの入れてきなよ♪」
語尾に♪がつくくらいのテンションで冷やかしてきたアル.の声に
反射的に拳を握る。
(...気にするな。気にしたらまけだ......。)
心の中で何度も呟く俺にアル.は不意討ちをかけるように
話してくる。
A 「.....リボーン。
自分を慰めるのはいいけど、ちょっとは閉心術を身に付けなさい。
駄々漏れよ、あなたの心」
リボ 「!?。.......読むなよ...。」
ﾋﾟｸｯと反応しつつそう言えば、アル.はいたずらっ子のように
笑って見せた。
貴 「ﾌﾌﾌｯ。駄々漏れだったんだもの。.....つい.....ね。」
リボ 「....。」
(....図星で何も言えねーな.....まあ、読まれた俺も悪いか......。)
じゃっと一言短くいいながらアル.は手をふってソファーにいった。
その様子を見つつ、コーヒーを入れアル.のいる部屋まで足をいそがせると
何やら声が聞こえた。
リボ 「おい...アル.!!......?」
貴 「....今度ね。」
スノー 「うむ。...心得たぞ。」
貴 「ﾌﾌｯ さあ。戻って....もうすぐリボーンが来ちゃう。」
スノー 「...ああ。それじゃあな主よ。」
そんな会話を聞きつつ無言でアル.にちかずく
そう近くに行くが先程の声の主は居ないようで。
貴 「...あら。リボーン美味しくできた？」
そう言いながらアル.がこちらを見る。
リボ 「...。さあな。お前の舌が巻ける程のコーヒーを入れれるやつは是非とも見てみたいな。
大体、採点基準がお前は高すぎなんだよ。」
あくまでも自然に話しかけてきたアル.に俺もいつも通り話しかける。
貴 「.....?そうかしら?」
リボ 「....無自覚か。 何時も俺をパシっては入れたコーヒーにけちつけやがって、
その上採点基準が高すぎて、まともな点取ったことすらねーぞ。」
何時も思っていたことを言うとアル.は人の話などスルーしながら
俺の入れたコーヒーに口をつける。
貴 「.....26点ね。」
リボ 「.....。これで36杯中平均26点か.....。て!!
もうお前いい加減に自分で入れろ!!!!」
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琴吹白(プロフ) - 夢さん» いつもありがとうございます。夢さんが仰ったようにもうそろそろで過去編も終了を迎えますよ♪ あと、話についてこれなかったという方すいません。もうそろそろ次に行きますので底で纏めたものを書こうと思いました！ これからもよろしくお願いしますね。 (2017年9月9日 22時) (
レス) id: c31d0168da (このIDを非表示/違反報告)
夢 - 後々、多分私も何ですがたまに話に付いていけなくなることがあるんです！出来れば、今までの流れをまとめて下さいませんか？ お暇な時で構いませんので、更新頑張って下さいね！応援しています！ (2017年9月9日 21時) (レス) id: 1f17b8c21c (このIDを非表示/違反報告)
夢 - わぁー！面白いです！ 更新の方忙しかったのかはあまりわかりませんが、がんばってください！ あ、このながれからすると、もうそろそろで過去編終了ですか？ (2017年9月9日 21時) (レス) id: 1f17b8c21c (このIDを非表示/違反報告)
琴吹白(プロフ) - ありがとうございます。頑張りますね。 あ、でも今日は更新できないので明日まとめて更新しますね。此からも宜しくお願いします。 (2017年8月31日 22時) (レス) id: c31d0168da (このIDを非表示/違反報告)
夢 - お疲れ様です！ 頑張って下さいね！ (2017年8月31日 21時) (レス) id: 1f17b8c21c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴吹 白 | 作成日時：2017年7月21日 12時
