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知らないよ。
みんなが悪いんだから。
「ボクは、お城から出れないから皆が羨ましいよ。」
「なら、姫さんも出ちゃう？明日は外の世界を冒険しようぜ？」
おそ松王子…。そうも、軽々しく。
「でも…。」
「いいから、今はおそ松を信じて？」
一松王子…。
「おそ松は何でも知ってるんだぜ？」
トド松王子が言うなら、そうなのかな？
でも…危険がいっぱいって言われてるしな。
「やめとく。図書室で本読む。」
「「カラ松は、ホントに本が好きだよな。何読んでるんだよ。僕らには、その良さがわからないよ。漫画だってないし。」」
チョロ松と十四松が口を揃えて、そう呟く。
てか、漫画って…。
一体どこで読んだのさ。
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作者名：青葉さき | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/
作成日時：2020年4月25日 18時
