7週間目 ページ9
俺は諦めてないから、かぁ……。
これちゃんと伝えたが良いような？いや、伝えるべきだよね。
でも、もうあなたの事好きじゃないですーとか、言えないよなぁ。
？「室川さん？」
「あ！コネシマさん！と、チーノさん！お久しぶりです！」
後ろを振り向くとコネシマさんとチーノさんが居た。久しぶりのチーノさんとお話しする。相変わらず彼は面白い人だ。
ci「いやぁ、それにしてもAちゃん、こんなところでなにしてんの？」
「買い物です！もうすぐトントンさんのお誕生日だそうなので、バイトの皆でお祝いをするんです。その準備なんです。」
ci「あー、そういやもうすぐやんな。てか、えらいなぁAちゃん。なぁ部長」
kn「おん。えらいなぁ」
わぁ！コネシマさんに褒められた！嬉しいな…
ci「あ！もしよかったらこの後ご飯行かない？奢るで！ロボロとゾムも居るし、Aちゃんも来おへん？」
「いいんですか！？良ければご一緒したいです！」
やった！皆さんとご飯行けるの嬉しいな。
チーノさんとお話ししながらお店に向かう。コネシマさんとはあんまり話せなかったけれど。
とある個室に通されて部屋に入るとロボロさん、ゾムさん、と、もう一人知らない人が居た。
rbr「お、Aちゃん来た来た！」
zm「おつー」
？「この子がAちゃんね。かわいいじゃん」
ci「あれ？皆なんで知ってるん？」
kn「俺が連絡しといた」
「あ、ありがとうございます！コネシマさん！」
いや、ええねん。と、彼は眼鏡の方の隣に座る。
私も、空いていたゾムさんのお隣に失礼した。
ut「初めましてAちゃん。どうも、鬱です」
「はじめまして！室川Aと言います！」
鬱と言う方はかわいいね。と頷いた。
ーーー
ご飯も進み、(ゾムさんの食害もあり)私もお酒を少しいただく。
zm「そういや、彼氏居るん？」
「いえ！居ないんです…ただ最近、彼から諦めないって言われて…」
kn「あいつまだ諦めてへんのか」
「そうなんです…。」
ut「ふーん、シッマは元カレと会うたん？」
「前に助けていただいて」
というと、鬱さんは、やるやん。とコネシマさんを見る。
rbr「もうAちゃん的には脈なしなんか。」
「まぁ、そうですね。というか、彼ももう私の事好きじゃないと思ってましたから。」
よく分からないんです。と、お酒のせいか、するすると言葉が出てくる。
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作者名：ほたて | 作成日時：2023年1月13日 9時
