10週間目 ページ14
トントンさんのお誕生日をお祝いした時にショッピさんに告白をされた。
ーーー
syp「好きです。付き合ってください。」
「ごめんなさい。私…好きな人がいて」
syp「そうなんですね。やっぱり」
どうやら彼にはお見通しのようで、あっさりバレてしまった。
syp「悔しいですけど、仕方無いですから。Aさんの恋が上手くいくことを、祈ってます。」
「ありがとうございます」
ショッピさんは優しく微笑んだ。
ーーー
大学の試験のため、しばらくはバイトも休み、勉強に専念するようにしていた。
つまりコネシマさんにも会えないわけで。
というか、謝れてないことがすごい気になる…
健斗「A、お疲れ」
「あ、健斗くん、お疲れ様…」
大学を出てすぐに健斗くんに声をかけられる。
健斗「あの時以来だな、なぁ、あの男とは付き合ってないんだろ？」
「うん…そうやけど…」
健斗「ならさ、俺とまた付き合わん？」
「…なんでそんなこと」
健斗「俺考え直してさ。Aのことちゃんと見れてなかったから、今度はしっかり向き合いたいねん」
「そんなの、うちはずっと冷たくされて、酷いときは無視されて、寂しい思いしたんよ？」
後から聞いた話だが、健斗くん、サークルで私の悪口を言っていたみたいやし、私の事なんて嫌いなんやろと思ってたんにいきなり言われても…信じられない
健斗「絶対に次は寂しい思いさせへん。」
そういって抱き締められそうになる。
「や、だ！」
健斗「そんなこと言うなって」
いや！嫌だ！誰か…
？「おい」
目の前にいたのは、コネシマさんだった
また、また助けてくれた。
kn「なぁ、何してたん」
健斗「お前、また来たん？誰なん？」
kn「彼女のことを大切に想ってんねん。困ってるみたいやったから助けた。それだけやで。それに、一応俺社会人やからな？」
健斗「…だったら何すか？」
「止めてよ！」
とっさにコネシマさんと健斗くんの間に入り、制止した。
「健斗くん、私、好きな人居るから付き合えない。ごめん」
kn「！」
健斗「…そーかよ」
健斗くんはそのまま去っていった。
コネシマさんと二人。
「あの、コネシマさん」
kn「ん？」
「助けて頂いて、ありがとうございました！そして、その、あの時、その、怒らせてしまってすみませんでした！それから」
kn「ま、待て待て！てかあの時のことは怒ってへんから！俺が悪かったし」
そんなことないです！と言うが、そういうことにしておいてや。と言われた
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作者名：ほたて | 作成日時：2023年1月13日 9時
