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今日も仕事の時間は来る。
コネシマと結構飲んだのでちょっと二日酔いが凄いところだが、まぁ、行かないとね。
「おはようコネシマ」
kn「おう、おはよう。」
隣の彼に声をかける。何だかんだこいつも来てるの偉いな。
さ、今日も仕事を…
上司「大山、今日もこの仕事頼めるか」
「あ、えっと…」
そうやった、私つい最近仕事増やそうとして上司に貰っていたのだった！
でも今日は、他にやらないと行けないことが……
上司「大山？」
「あ、すみません。やります。」
助かる。と笑う上司に何も言えずに書類を受け取る。まぁ、仕方ない。私が引き受けまくって居たから。今さら断れないし。
その時だった
肩にふっと手が置かれて、名前を呼ばれる。
いつもより控えめに触れているその手はコネシマの手で。赤い顔の彼につられて私も赤くなる。
kn「は、なんやお前、顔赤いで」
「コネシマの方が赤い」
kn「そんなんええねん。それより、その書類貸せ」
彼はその書類。と、先程引き受けた書類を指差した。
「え、なんで？」
Kn「ええから」
と、無理やり奪われてしまった。彼は自分の仕事を続けろ。と言わんばかりにその書類に目を通し始める。
なので、ありがとう。と伝え、私もパソコンに向かった。
ーーー
今日は真琴もみくも出張で居ない為、一人で社食。
おばちゃんにカレーを勧められたので、カレーに。うん、おいしい。
ut「Aちゃん！なんか久々やなぁ」
「あ、鬱」
聞き覚えのある優しい声に振り返ると、鬱もカレーを持っていた。
前に座ってもええ？と言われたので、とりあえずOKをするものの。
意識をし始めたせいか、変に緊張してしまう。
ut「なにAちゃん、さっきからカチカチやけど、緊張してるん？」
「いや、そんなこと、」
ある。意識するとやばい。鬱がかっこいい。
ut「んふ、はーほんまに…」
彼は小声でなにかを言ったが聞こえなかった。聞き返したけど教えてくれず。
「てかやっぱカレーにしたんだ？おばちゃんすごくお勧めしてたもんね」
ut「女性の頼みは断らないからね。それに、Aちゃんとおんなじやし」
何だそれ。と、カレーを食べる。ふと、彼の顔をみたらほっぺたにご飯がついていた。
教えてあげても、え、どこ？と全然取れてないのが面白くて。
「もう、じっとしてて」
と、彼の顔についているご飯を取る。
その瞬間に彼と目が合う。そして気づいた。私、なんて事を！
は、離さないと、なのに。
手は離れなかった。
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作者名：ほたて | 作成日時：2022年12月23日 17時
