我らが総統の生活【w,rw，rd！】

生活1‐3 ページ3

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再び書類に手をつけていると、書類に紛れて中に何個かお見合いのなんたらがあった()

一応俺は男だとして世間に通している。女だと知っているのは幹部だけ。そのためか周りがうるさいor過保護。でもそれに口を出さないのはみんなが大切だから



『...全て破棄だな。』



送られてくる写真の女性はみな、綺麗で可愛らしいのだ。もし俺が男だったらもっと真剣に考えていただろう。だが、俺の恋人は戦争と言っても過言ではない



『...どっか戦争ふっかけてくる所はないのか』

「それはないやろ」

『...ゾム、いつもダクトから来るなと言っているだろう。』

zm「えー、別にええやん。」



全く宜しくないのだが、、まぁいい。今に始まったことではない。

少し気になったことを聞いてみるか



『...なぁ、ゾム。』

zm「ん？」

『俺がもしお見合いをしたらどうする』

zm「え、殺す。そんなん俺が許すわけないやん。グルッペンは俺のやろ？やのにお見合い...？絶対させやん。無理、殺してでも止める。あ、相手殺せばお見合いなくなるよな。どの国？殺してくるからゆーて？」

『もしもの話だ。それにお見合いは全員女性だ。安心しろ』

zm「...できるわけないやん。グルッペン俺のやもん...」

『ハイハイ、わかったから落ち着け』



椅子を回転させゾムを抱きしめ頭を撫でる。ここにいる者は過去に暗い闇を抱えているやつが大半。


酷いのはゾムとコネシマだな。軽く依存と言っていいほど俺に執着している


だからちょっとしたことでこうなってしまう。その時は抱きしめて頭を撫でると落ち着くのだ。それでも落ち着かなかったら一日じゅうそばにいるがな



zm「ん...。」

『...今日は好きなだけそばにいていいから、な？』



弱々しく抱きしめるゾムにそう言うと顔を輝かせて擦り寄ってくる。ほんと可愛らしいな。
こう、なんというか...母性反応が出るというかなんというか...！

わかる奴はいないのだろうか...


夜ご飯になるまでゾムは片時も俺のそばを離れなかった。というか離れさせてもらえなかった



『...ゾム、食堂に行くゾ』

zm「ん。」

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