【歌い手×黒バス】やがてその少女の名は語り継がれる (ページ8)

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７話　クレイジーナイトページ8

ぽ「なあなあ、この人数だったらクレイジーナイトできんじゃない!?」
クレイジーナイト。
ナイトシリーズの一つだ。
不思議な村娘と時計と鍵のお話と思っている。
すべてのキャラの衣装がいかにも昔風で気に入っている。
だが曲風がすべてのシリーズで雰囲気があっていて、どこか解読できない謎めいたカンジが好きだ。
『で、でも人数が…あと２人』
k「だいじょーぶ！そらるとしゃむおん呼んどいたから」
『ふぇ…』
蛇「あ"」←
そらる…しゃむおん？
この二人は僕にとって神様のような存在。
イケメンボイスがカッコよくて、何度あの世に逝き掛けたか。
今まさに天界にいる声の持ち主が、僕のような平凡な家に来ようとしている。
そんなことがあっていいのだろうか。
世界中の女性の妬みの視線が体中に刺さる。
イタイ、痛い。←
『…』
け「え、どした？」
蛇「悪い、コイツそらるとしゃむおん凄い大好きなんだ」
k「マジ!?」
刹那、無機質なインターホンの音が家に鳴り響いた。
蛇「あ、なった…俺行くわ、今A消沈状態だから」←
『…うわああああああ』
ぽ「いや、すでに発狂しそうだ…」
み「大丈夫？」
耳元でささやかないでくださいいいいいいいい←
蛇「おー」
『うわあああああ』
「…蛇足、その子は？その声、灰色だと思うんだけど？」
「可愛いですね！」
こっ、…このっ、
甘くて低い声の持ち主と、甘えたような可愛い声の持ち主はっ…
『信じたくもない…』
まぎれもない、そらるとしゃむおんだ。
蛇「ほら、憧れのそらるさんとしゃむおんだよー」
しゃ「え、蛇足さん、灰色の兄妹なんですか!?」
そ「可愛い…ぁ」
『兄さんこれは夢？』←
その瞬間、兄さんにほっぺをつねられた。
『いはいっ…いーはーいっ』
そ「////」
しゃ「ちょっ…涙目ですよ!?」