【○魂3z】＿＿＿少女

79話 ページ33

神楽side
さっきのショックで皆が呆然としている

『・・・ま、俺は興味ないんで。
勝手に友達ごっこでも何でもやってくだせェ』

・・・どういう意味アルか
そもそもあいつはどういうつもりでAに協力してたネ
あいつの考えてることが分からないヨ・・・


・・・ガラガラ


銀「うーし、席つけー
HR始めんぞー」


空気を読まずに入ってきた先生の声で皆が我にかえる
いつものざわめきが戻ってくる

本当に戻ってきたんだ・・・

また泣きそうになってあわてて涙を拭った


銀「日直、号令ー」

近「きりーつ、礼、ちゃくせーき」


先生が話し始める


銀「えーっとー・・・あ

山田と初音は無期謹慎になった」

　


　


　


・・・え？

ポカンとして先生を見ると指をさして笑われた

イラついたので弁当に入ってたプチトマトを発射
プチトマトは先生の両目にクリーンヒットした


銀「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁっ！！！
汁がぁぁぁぁぁっ、汁が目にぃぃぃぃぃっっ！！！」


先生の叫びを聞きながら考える


A・・・

サドはAのことを知ってたアルか？
知ってたとしてそれがどうさっきの行動につながるアルか？

溢れだす疑問は止まらない
でもそれを解決する術はここにはなかった

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