【○魂3z】＿＿＿少女

70話 ページ24

銀八side
神楽と沖田は何やら言いあいをしながら出て行った

保健室には俺と初音が残される


貴「・・・」

銀「ったく・・」


呆れたようにため息をついて初音を見た
初音はぼんやりと閉まったドアを見ていた


銀「・・・あいつらにゃ礼を言っとけよ
てめぇが起きるまでずっと居たんだからな」

貴「・・そうですか」


無感情にそう呟く




銀「んで・・・







山田のことだが
てめぇら、何があったんだ？」


核心をつく質問をしても
初音は動じない


貴「ああ・・・




私から話すことはないですね」


・・・


銀「・・ハァ
んじゃ、何であんなことしたんだ・・？」

貴「まあ・・・なんとなくじゃないですかね」

銀「なんとなくぅ？
なんとなくで黒板に写真ベタベタ貼っつけて
放送室無断で使ったつーのか？」

貴「・・さぁ？」

銀「・・・」


・・・こいつってこんなに屁理屈ばっかなやつだったか？
めちゃくちゃムカつくんだけど。

舌打ちをして天井を見る

ったくよ・・・


銀「あいつ、無期謹慎になったぞ



　




　



・・・ちなみにお前もだ」

貴「そうですか」

銀「自白するっつーなら俺が校長に掛け合ってやってもいいぞ」

貴「結構です」

銀「・・・掛け合ってやってもいいぞ」

貴「結構です」

銀「・・・あれだな
お前学校に未練とかないのな」

貴「そういうのめんどくさいので。」

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