ユー 〜100メートル〜 ページ13
パァンッ
「さすがユーだな。また自己ベスだぞ!」
「やっぱりユー先輩は凄いよね」
「声もいいし、歌うまいし」
「あの甘い声で好きだよって言われてみたいな〜///」
女の子の憧れ、ユー先輩。
陸上部の部長さんで、よく後輩である私に何かと教えてくれる。
ユ「で、ここでは7割ぐらいで走ると後で体力が持つからね」
貴「すごいですね、さすが県一位です!///」
ユ「そうかな?じゃ、よーいドンっ!」
貴「まっ、待って下さいぃっ!!」
私の種目は100メートル。ユー先輩も同じ100メートル。
最近のメニューはすっごく厳しい。
インターバルとか普通に50本やるからね。
ハアハアハア…
ユ「さすがAだね。ボクの練習メニューについてくる1年なんてそうそういないよ?」
貴「いいえ。私も結構息、切れてますから…」
「じゃ、今日はここまで。みんな、それぞれ各種目の先輩に体操の仕方を教わること。メンテナン
スは大事だからな」
ユ「気をつけ、礼っ」
皆「ありがとうございました」
「解散っ」
皆「ハイッ」
・
・
・
ユー先輩は制服に着替えてる最中。
数分前…
ユ「あ、ごっめーん☆体操の一部忘れてた。後で教えるからちょっと待ってて」
貴「分かりました…」
ガチャッ
ん…誰か出てきた…。
?「あれ、Aじゃん。だれか待ってんの?」
貴「はい。ユー先輩を…ウィル先輩はもう上がりですか?」
ウィ「まあな」
出てきたのはユー先輩の三つ子の家の真ん中。ウィル先輩。
ウィル先輩は…確か砲丸の選手だったかな…?
ガチャッ
ユ「ごめんごめん、おまたせ」
貴「いえ、待ってないです」
ユ「通学路、一緒だったよね?」
貴「はい!」
ユ「帰ろっか?」
…ユー先輩と一緒に帰ることになった。
それより体操の一部…とは?
ユ「Aとはここでバイバイ?」
貴「はい」
ユ「そっか、残念だね」
貴「あのっ…」
ユ「ん?」
貴「教え忘れた体操の一部って何ですか?」
ユ「そう言えばそうだね」
チュッ
ユ「唇の体操。じゃ、また明日ね。好きだよ、A///」
貴「先輩…///」
家に帰る先輩の後ろ姿は夕焼けに照らされてすごくかっこ良かった。
私もユー先輩の事が好き。
そう言えない私。
私とユー先輩の恋愛間距離は100メートル。
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にゃりー - ユーさんの見ました!あわ、あわわ////な気持ちになりました!うぎゅー! (2015年7月19日 9時) (携帯から) (レス) id: f686ca31de (このIDを非表示/違反報告)
にゃりー - 私はみーくん(ミクオ)とリント君とレン君のバナナとキスとめいくん(MEITO)とピコのプロポーズを見ました!私も何もしてないのに、腰が痛いです。年かしら。でもまだ15ない…。あと所々分からないとこがあるんですけど… (2015年7月6日 6時) (携帯から) (レス) id: f686ca31de (このIDを非表示/違反報告)
歌手音ユウマ - 翔霖さん» 翔霖さん!!お久しぶりです♪YUU君いいですよね///あの小悪魔系が大好きです/// (2014年9月21日 13時) (レス) id: 82b6370bef (このIDを非表示/違反報告)
翔霖(プロフ) - YUUくんが居ると聞いて!!(ズザザッ) 本当ありがとうございます!! (2014年9月3日 19時) (携帯から) (レス) id: 3a4b6f7a24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:歌手音ユウマ | 作成日時:2014年8月20日 19時