産屋敷輝利哉の婚約者 参 【鬼滅の刃】

帰り道４ ページ15

冬馬だけ背負って屋根を伝い、残りの二人には街を走ってもらう。



恭介「クッソ、速ぇ・・・」


花音「っちょっと！こんなの卑怯よ！！わ、私達だけ走って！不公平だわ！！」







屋根をあり得ない速度と高さで飛んでるから最初は驚いて目を二人とも目を輝かせていたんだけど

自分達だけ走るって無ったらすぐ、こんな状態になってしまった。






二人とも肩で息するくらいには疲れている。


流石にこの子達を置いていくのは駄目なので、速度を緩めて追いつけるか追いつけないかぐらいのレベルを走る。





二人が私を見失わないためにもね。

まあ、こんな真っ昼間に人様ん家の屋根飛んでるやつなんて見失おうとしても見失えないよね。






恭介「ゼェッ！ハアっ！！」


恭介がやっとの思い出追いついてきた。


花音「ちょっと・・・先、行ってんじゃないわよ！」





それに続いて、相乗効果で花音も追いついてくる。


うん、共に競い合えるライバルがいるのは素晴らしい！！






てことでもう少し、スピードUP！



花音「ちょっとっ・・・もう死ぬんですけど・・・」


A「大丈夫だよ！死なない死なない！！それに基礎体力作りは稽古への第一歩だ。
　 人を助ける隊士になるんでしょ？」



少し煽り気味に応援する。


すると案の定、花音は食い付いてきた。

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