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三十四話 ページ40

しばらく歩いて、1日ぶりの我が家。当たり前だけどなにも変わってない。たぶん変わったのは



お母さん「あんた今遊んだらあかん時期やのに何ずっと外で遊んどんねん。しかもお友達にまで迷惑かけて…今日からめっちゃ勉強してもらうで」

お父さん「お前この前今が一番大事やってことめっちゃ話したやんな?なのに外ほっつきまわって…携帯とか全部連絡の時以外使うなよ。アプリとかも必要のないやつは全部消せ。いいな」

妹「というか、A友達いたんやwwブタのくせに」

貴方「っ!?……で、でも……」

お父さん「いいから、早く。おまえはゆうこと聞いといたらええんや」

貴方「わ、わかった…」

私は仕方なくスマホを取りに自分の部屋に行く。ある程度遠くに行ったからか、お父さん達はいつまでも、あいつはバカなんや…とかあいつはブタなんや…とか。あいつは…あいつは…ていつもこうでブタって言われるのは当たり前

だけど確実に悪化してる

私は家に帰った瞬間にそう確信した。いつもならおかえりーなどと言ってしばらくしてからこのような話になる

でも今日は違いおかえりもないしむしろ最初からあんな感じだった。

怖い。これからまた日々を過ごしていたらもっと悪化しそうで

ほんとはまたあっちの部屋に戻りたくはなかった。でも行かないと余計に腹を立ててしまうだろう。今でもずっと私について愚痴を言っている

勇気を振り絞ってあの部屋に戻りお父さん前に携帯を見せながら、連絡アプリ以外のもの全てを消していく

見ておかないと消さないかもしれないからみておくらしい。アプリをインストールするのはお父さんの制限で許可してもらわないと入れられない

ようやく消し終わり部屋から早足で逃げようとすると、お父さんが止めてきた

お父さん「お前が遊んでたやつって誰なん?」

貴方「えっ…」

きっと女の子と遊んでいると思っているのだろう

きっと、男性とわかるとめちゃくちゃに言われる。それだけはやだ。だってあの人達を傷つける言葉にもなる。それが嫌だった

言いたくない。言いたくない。そんな言葉を繰り返しても、きっと届かない夢だろう

とりあえず名前だけ言うことにした。まーしぃやせんくんはないかもだけどうらさんやさかたんは普通に女子の名字でもありそうだからこの二人の名前だけ言うことにした。それだけでも嫌だけど

貴方「浦田さんと坂田さんだよ」

お父さん「へぇ。なら行ってええで」

よかった…と心から思いながら早足で部屋を出た

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設定タグ:志麻 , 歌い手 , 浦島坂田船   
作品ジャンル:恋愛
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ほぷる(プロフ) - 玲さん» コメントありがとうございます!楽しんでもらえてとても嬉しいです!これからもいろんな展開を考えていこうと思います!頑張りますね! (2018年4月29日 15時) (レス) id: d26c9f47f6 (このIDを非表示/違反報告)
- こんばんは!初めてコメントさせていただきます!いつも更新お疲れ様です!いつも楽しく読んでます!色んな展開があってドキドキワクワクしてます!頑張って下さいね!応援してます! (2018年4月29日 3時) (レス) id: ce5b0cae99 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ほぷる | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年2月26日 15時

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