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二十話(過去編) ページ24

私に対しての嫌がらせは幼稚園から始まった。

私は家の用事などもあり途中から幼稚園に入園した。その頃はまだ幼稚園には馴染めなくて話し相手は先生くらい。でも、まだみんな優しくしてくれた

一年後くらいには友達も少しずつ増えてきたけど、だいたい一人で遊んでた

というのもみんなそれぞれグループのように集まって全てのおもちゃを持って行ってしまったので、どのみち砂場で泥団子を作るぐらいしかできなかった

最初は一緒に遊ぼうと誘い、たまに断られるも遊んでくれる時はあった。でも、それは数週間で終わりいつか誰も話しをきいてくれなくなった。

でも、まだその頃は家族は私を大事にしてくれて、とても優しく、からかってくることも少々あったけどそんなにひどくはなかった


一年生に上がり友達が増えるかもしれないという可能性だけで私の心はうずうずしていた

しかしそんな気持ちもすぐ終わりを迎えた。あれから一、二年ほど後クラスの中で通学路が同じな子達と帰っていたときのこと。話もあっていたので友達だと思っていた

いつも通る学校にある滑り台で、道の端っこに滑り台があるのでそこは出来るだけ通らないようにしていた

その日も避けて通っていたらさっきまで話していた子達がひそひそ話しで話していた。この時に気づいていたら何が変わっていたのかもしれない

男子1「おい、松田。ちょっとこっちきてみろよ」

周りでクスクス笑っている声がする。嫌な予感がしながらも男子がいた滑り台の近くより少し離れたところで止まった

貴方「何か用?そこら辺危ないよ?」

男子1「おまえこそ。後ろに気をつけろよw」

その瞬間、後ろからものすごい勢いで押される感覚がして、私はそのままよろっとしてしまい、とっさに滑り台の柵につかまった

もう少しで真っ逆さまに滑り台の上から落ちそうだった

男子1「おまえなんかそのまま落ちとけば良かったのに」

その他の子「そーだそーだ」

女子1「あ。じゃあこうしようよ」

またひそひそ話で話してる。その間に必死に柵をつたって登ろうとした。このまま落ちても下手したら骨折してしまう

あともう少しというところで誰かの手が私の手を掴んだ。助けてくれるのかなって思って、その子の顔を見たとき私は絶望感でいっぱいになった

その子の顔、そして後ろにいる子達は全員笑顔でクスクス笑っていた

女子1「じゃあね★」

貴方「、、え?」

彼女は私の柵に握っていた手を力ずくで外して笑顔で私を滑り台から落とした

二十一話(続過去編)→←十九話(センラside)


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設定タグ:志麻 , 歌い手 , 浦島坂田船   
作品ジャンル:恋愛
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ほぷる(プロフ) - 玲さん» コメントありがとうございます!楽しんでもらえてとても嬉しいです!これからもいろんな展開を考えていこうと思います!頑張りますね! (2018年4月29日 15時) (レス) id: d26c9f47f6 (このIDを非表示/違反報告)
- こんばんは!初めてコメントさせていただきます!いつも更新お疲れ様です!いつも楽しく読んでます!色んな展開があってドキドキワクワクしてます!頑張って下さいね!応援してます! (2018年4月29日 3時) (レス) id: ce5b0cae99 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ほぷる | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年2月26日 15時

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