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十九話(センラside) ページ23

今、Aちゃんと志麻くんが話し合ってる中、俺たちはAちゃんのことについて、これからどうするかっていうのを話しあった。

う「それで。まーしぃとなに話してたの?」

せ「実はAちゃんが寝てる間。髪の毛でギリギリ見えへんとことか、腕のとことかあちこちにあざとか傷跡があったんよ」

う さ「?!」

せ「傷の感じからして大人からもされてたっぽいわ、、あと、自分のやつも」

う「じゃあすぐAちゃんの家族とか先生に言わないと、、、!」

せ「それができたらええんですけどねぇ。」

さ「ど、どういうこと?」

せ「大人がやるぐらいでっかいあざとか傷とかあったら誰でもいつかは気づくと思いますし、何よりAちゃんが嫌がると思うで」

う「つまり、家族や先生もそういうのに関わってるかもしれないっていうのはわかるけど、なんでAちゃんが嫌がるんだよ。」

せ「話していて分からんかった?
人に迷惑かけるのが嫌で、責任感が強くて、ずっと遠慮がち やったり。
実際俺たちに迷惑かけないようにご飯食べるの探すときに急に走ってたのも、
近くにAちゃんにいろいろ言ってた人がいたんだろうし、言い返してたのも、
自分が悪いって僕たちをかばうような言い方だったから人に迷惑をかけたり自分のせいでトラブルに巻き込みたくないんやと思うよ」

さ「確かになぁ、、、あれ?もし、先生とか親からもこういうのされてて、まわりもこういうのしてたんやったら、、、いままで、味方はおらんかったってことかな?」

う「、、そういうことになるな」

せ「それで、僕たちの存在を知った、と」

さ「あ!そしたら"命の恩人"って言ってた意味も、、」

せ「僕たちの歌ってみたとか聞いて勇気とかもらってくれたんかな?」

う「とりあえず、俺たちがなんとかしてAちゃんを助けてあげないと、、!」

さ「でもどうやって?」

せ「そうですねぇ、、、あ!」

う「お。なんか思いついたか?」

せ「あんな、Aちゃんと今志麻くん話してるから、、」

さ「あ!Aちゃんがいえなくてもまーしぃが話したらええんか!」

う「でも、それって無理矢理は良くないよな?」

せ「もちろん、無理矢理じゃないですよ。きっと志麻くんがちゃんと説得してくれてますからね。」

う「、、それなら、、いいけど、、」

さ「とりあえず今は待つしかないな」


こうして、僕たちのAちゃん救出作戦が始まった

二十話(過去編)→←十八話


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設定タグ:志麻 , 歌い手 , 浦島坂田船   
作品ジャンル:恋愛
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ほぷる(プロフ) - 玲さん» コメントありがとうございます!楽しんでもらえてとても嬉しいです!これからもいろんな展開を考えていこうと思います!頑張りますね! (2018年4月29日 15時) (レス) id: d26c9f47f6 (このIDを非表示/違反報告)
- こんばんは!初めてコメントさせていただきます!いつも更新お疲れ様です!いつも楽しく読んでます!色んな展開があってドキドキワクワクしてます!頑張って下さいね!応援してます! (2018年4月29日 3時) (レス) id: ce5b0cae99 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ほぷる | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年2月26日 15時

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