【twst】砂漠の策謀家【ツイステッドワンダーランド】 (ページ7)

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学園長「ゴホン！この学園の食堂や暖炉の火は全て火の妖精の魔法によって賄われています。
彼らは長年、大食堂の暖炉に住み着いているのですが·····毎日よく乾燥した薪を与えなければ消えてしまうのです。
火の妖精がいなくなれば、学園は冬の度に凍えるような寒さに包まれる事になります。」

デュース「そういえば、エアコンもないのに学園内はいつも暖かいと思ってた。」

エース「やっぱ魔法だったんだ。」

学園長「今までは長期休暇中も厨房係のゴーストが火の番をしていてくれたのですが·····
今年は娘夫婦にお子さんが産まれたそうで、初孫の顔を見にあの世に起床するんだとか。
ですので、彼の代わりに君たちに火の番を頼みたいのです。」

ティア「(そういう事情ならしかたない·····かな)」

ユウ「ゴーストに初孫とは·····？」

学園長「そこは愛が生んだミラクルということで深く考えてはいけません。
なんにせよ、ホリデーを暖かく過ごしたいのなら、火の番は必須。
毎日暖炉に薪をくべるだけで、寒さや食糧の心配をしなくて済む·····一石二鳥じゃありませんか。なんという好条件！」

グリム「確かに、今までの無茶振りに比べれば超楽チンな気がするんだゾ！」

学園長「そうでしょう？こう見えて私、とても優しいので。」