【twst】砂漠の策謀家【ツイステッドワンダーランド】 (ページ37)

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グリム「これが客に対する態度か？これじゃ囚人と同じなんだゾ。
朝になったらジャミルに文句言ってやる！
あっ、そうだ。ユウ、学園長にスマホもらったんだろ？ティアも持ってるよな？
それでアイツにスカラビアのこと、チクってやるんだゾ！」

ユウ「その手があった！ちょっとまってて·····」

ティア「·····(多分出ない可能性が高い·····。出たとしても、相手にされないかも知れない·····。
連絡するのなら·····脱出した後のこと考えて、スカラビアの鏡と向かい合わせにある寮·····あそこに連絡しておこう·····。こんな夜に申し訳ないけど·····)」

《ＲＲＲＲＲＲＲ·····》

(電話をかける)

学園長『はい、クロウリーです。』

ユウ「あ、もしもし」

グリム「オイ、学園長！オメーがいない間に、こっちは大変なことになってんだゾ！」

学園長『現在南の島でバカンス中·····ゴホンッ！重要任務中につき、スマホの電源を切っております。御用の方はピーッという音の後にメッセージを。気が向いたら折り返します。私、優しいので』

ユウ「💢」

グリム「コラアアア！！！オマエ、今バカンスって言ったんだゾ！？」

ティア「はい·····お聞きの通り、学園長はお忙しいようですので·····」

グリム「こういう時に連絡が取れないんじゃ意味ねーじゃねーか！
チクショー！本当にいい加減なヤツなんだゾ！」

ティア「はい·····では、お願いします·····。」

《ピッ》

(二人とも電話を切る)

グリム「とりあえず、エースとデュースにでも連絡しとくんだゾ。
アイツらじゃ、何の役にも立たなそうだけど·····」

ユウ「·····そうだね。」

(エース達へメッセージを送るユウ)

ティア「(私は·····シェーンハイト先輩に送っておこう·····。
しばらく帰れなさそうだし·····。)」