EPISODE５〜邂逅スパイシー！〜 ページ16
〜オンボロ寮〜
(雪に覆われたオンボロ寮)
グリム「わー！見てみろユウ！ティア！
雪が積もってるんだゾ！」
ユウ「どうりで冷えると思った」
ティア「『凍傷にならないように気をつけて。』」
ユウ「ありがとう😊
もう寒すぎて震えが止まらないよ💦」
グリム「火の妖精ってヤツらも震えてるかもしんねぇな。
薪を持って行ってやるか。
ついでに、キッチンに何か食い物がないか漁ってやるゾ！らんららーん♪」
ティア「·····(シェーンハイト先輩のご飯あるのに💧)」
ユウ「(この食いしん坊！)じゃあ行こうか。」
(オンボロ組大食堂へ)
〜大食堂〜
グリム「ヒェ〜寒かった！肉球が氷みてぇに冷てぇんだゾ！🥶」
ティア「(そういえばカイロ持ってたんだ。)『グリム、カイロで温めて。』」
グリム「！さすがはオレ様の子分なんだゾ！」
(カイロを受け取り早速温まる)
ユウ「じゃあ、薪入れてくるね。」
ティア「(ｺｸｯ)」
(ユウ暖炉へ向かう)
《ガラガラ》
《シャララン✨》
三人「！」
(薪を入れると、炎のような妖精が姿を現す。)
ティア「(これが·····この世界の妖精·····)」
グリム「ほぁ·····オマエ達が暖炉に住み着いてる火の妖精か。そばによると毛皮の芯まであったまるんだゾ。」
《パチパチ·····パチパチ·····》
《ジューッ、とんとんとん》
ティア「(この音·····)」
グリム「ン？なんだ？薪の燃える音に混じって、軽快な包丁のリズムと肉の焼けるジューシーな音が！？！？
さらに、スパイシーでいて食欲を刺激する異国の香りが漂ってきたんだゾ！」
ユウ「本当だ。いい匂い」
ティア「(·····もしかして·····)」
グリム「キッチンの方からだ！行ってみようぜ！」
(三人、厨房へ)
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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作者名：りをん | 作成日時：2022年12月5日 23時
