【ＨＰ】最悪の事件２【炎のゴブレット】 (ページ13)

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Episode２１〜真実と決闘〜ページ13

ヴォル「何故俺様が、力を失う羽目になったのか…」

(ハリーから離れ、語り続ける)

カンナ「…(何か…テンション高い…？)」

ヴォル「愛とやらの力だ。
お優しい母親が自分を犠牲にして、一人息子に究極の魔法を授けた。
俺様はお前に…触れられなかった！
…古くからある魔法だ。不覚にも見逃した…だがそれももういい。
昔とは違う…」

(ハリーの額へ指をゆっくり近づける)

ヴォル「俺様はお前に…触れることが…できる」

(ハリーの額へ触れる)

(激痛が走るハリー)

ハリー「！！あああああああ！！！」

(痛みのあまり悲鳴を上げるハリー。その様子を見て高笑いするヴォルデモート。)

(指を離す)

ヴォル「僅か数滴のお前の血でこの力だ。」

ハリー「ﾊｧ……ﾊｧ……」

ヴォル「杖を取れ！」

(拘束を解き、ハリーを解放する)

ハリー「……？」

(困惑するハリー)

ヴォル「杖を取るのだ！立て！早く！！」

ハリー「！！」

(杖を急いで取りに行くハリー)

ヴォル「決闘のやり方は学んでいるな。
まず、互いにお辞儀だ」

(レクチャーするように頭を下げる)

ヴォル「格式ある儀式は守らねばならぬ。
お辞儀を…するのだ！」

(ハリーに強制的にお辞儀をさせる)

ハリー「ぅぅ…」