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2-2 ガマン/天月 ページ4

ーうらたぬきsideー



ま「うらた先生!・・・ッㇵ、ゲホッ・・・

  天月君が、お腹、痛くって倒れそう!」


やっと休憩に入れると思っていた矢先、まふが
飛んでやってきた。

こいつ、喘息あんのに忘れて走って来ただろ・・・


浦「伝えてくれてありがとう。でもまふ、
  咳しちゃってるからさセンラ先生か志麻先生の
  とこ行っておいで?

  天月は俺に任せてな、ほら頑張っておいで。」

ま「う、ん!」


今度はゆっくり歩いて行った。

それを見届けてから天月の元へ向かう。
痛がってんだろうな、歌詞太郎が付いてやってるんだろうな。

病室に入るとやっぱり歌詞太郎が
一生懸命なだめていた。


天「いたいぃ!うわぁ、ぁっいだい・・・!」

歌「大丈夫、大丈夫だからね?ほら、安心して?」

天「グスッ・・・いたぃ・・・」


浦「歌詞太郎、お疲れ様。代わって?

  天月、ひとまず落ち着こうか。
 
  それと歌詞太郎は坂田先生を呼んできて。
  そらるはもしあれだったらセンラ先生と
  志麻先生のとこに行ってな?まふもいるから。」

そ歌「わかった。」


2人の揃った声には責任感が隠れていた。

やっぱり年上組だな。いざというときに頼りになる。


天「せん、せ・・・」

浦「どうした?辛くなっちゃったの?」

天「ん、でも・・・さっきより楽、かな?・・・」


汗でべた付いた前髪を分けてやる。

少し眉間に寄ったシワが辛さを物語っている。


坂「ごめん!遅れてしもた!

  点滴とか持ってきたけど。」

浦「大分楽にはなってるよ。

  点滴はいれておこう。」

坂「おっけ。天月、反対向ける?」

天「うん・・・あ”!っつ・・・!」

浦「大丈夫か!?坂田、早く!」

坂「よ・・・し、出来た!」


痛みの波の起伏が激しく
体を丸めて耐え凌いでいる。


歌「天つ、き・・・くん?」


やっべぇ・・・
歌詞太郎、目が曇った。

さっきより痛がってたらそうなるよな・・・


浦「坂田、歌詞太郎を頼む。」

坂「分かった。歌詞太郎、先生とお話ししよっか!」

歌「う、うん!」


今、無理やり笑った。
あんなに思いつめなくてもいいのに。


浦「天月、いつからこうだった?」

天「3時間目が、終わってから・・・」

浦「相談は?」

天「して・・・ないです。」

浦「そうだと思ったよ・・・」

天「次から気を付けます・・・」


このセリフ、何回目だよ・・・

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作者名:にょんこ0602 | 作成日時:2017年12月3日 15時

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