11 ページ12
「.....っ！A！」
「あ、ごめん！海梨」
「決めた？メニュー？」
「あ、ーっと私はこれで！」
メニューを指差す。
海梨が、おけーっといい、オーダーをしてくれた。
「ねー、ぼーっとしててどうしたの？」
「あのさ、海梨....?」
「なに、そんな深刻そうな顔して...」
私は小さな声で海梨に話し出す。
「....あそこにいる、四人組のグループさ...歌い手さん達だよね..?」
「え、あー.....そうだね...」
海梨は、苦笑いを浮かべた。
そして、私の心はバクバクしていた。
「Aさーん、大丈夫ですかー？！」
ちょ、そんなに大きな声だしたら...
「聞こえちゃうよ！海梨！」
「別にいいじゃない！ここに、可愛い、可愛いAがいますよー」
「辞めなさぁぁい！」
""もう、最高だよ！A""
お腹をかかえて、笑う海梨。
なんか、お客さんの視線が.... 。
「海梨！落ち着いてよ！」
「落ち着くのは、そっちでしょーが！w」
.....否定はできません。
「とりあえず、本物だよね？」
「そりゃ、そーでしょうが」
「住んでる所近いとか？」
「ストーカーになるつもりかよ」
....いや。
そんなことしたら、私の生主人生が終わってしまうので。
「あんま、見たらバレるよ？A?」
「ごめんなさーい」
「まぁ、気になるのは分かるけどね」
「だよねー...あ、ご飯来たよ！」
「あ、ほんとだ！美味しそうー！！」
「さ！食べますか！」
「うん！せーの！」
「「いただきますー！」」
きっと、周りから見たら私たちはいい迷惑なんだろうなぁ...って思いご飯を食べ始めた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 629人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まっちゃ(プロフ) - 32のうらたさんに合わせるんだからになってますけど会わせるじゃないですか？この話大好きです (2015年6月20日 21時) (
レス) id: eb719d835b (このIDを非表示/違反報告)
yurun(プロフ) - 藍奈さん» おお！そうなんですか！w携帯を壊さないように！笑ありがとうございます！ (2014年12月23日 15時) (レス) id: 165e3dfc1c (このIDを非表示/違反報告)
藍奈(プロフ) - 学級委員の子が私の本名と全く同じで携帯投げ捨てちゃいました（笑）すっごく面白かったです！ (2014年12月23日 11時) (レス) id: 3654c5d576 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - Twitterしてます！スケボー嶺亜に夢中。(麻央)です！よかったら、フォローしてください！ (2014年11月10日 21時) (レス) id: fa36bd00db (このIDを非表示/違反報告)
おきはる(プロフ) - yurunさん» はい！お願いしますw(´∀`)/ (2014年11月1日 15時) (レス) id: 081cc724f6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：yurun | 作成日時：2014年10月10日 22時
