寝言〈天月〉☆ ページ3
「えっと…天月くん…重いんだけど…。」
天月「…どかないからね。」
「え〜…。」
はい。只今彼氏の天月くんに後ろから抱きつかれてます。
ど う し て こ う な っ た
いつもはこんなことしないのに…。
もしかしてデレ期!?
…ってそんな事考えてる場合じゃない!
後ろから体重かけられて、その上、腕も回されてるため動こうにも動けないし…。
完全に困り果てていると、後ろからスースーという寝息が聞こえてきた。
…待って待って、もしかして天月くんこの状況で…
「…寝ちゃった…?」
確認のため、ゆっくりと振り返ると以外にも天月くんの顔がすぐそばにあってびっくり。
思わず前を向いて顔から目を背けてしまう。
もう1度天月くんの顔を見る。
…整ってる顔だな…寝ててもこんなにカッコいい…。
「…私なんかが彼女でいいのかな…。」
ふとよぎった不安。
段々自信がなくなってくる。
天月「…A…。」
「!?」
いきなり天月くんが寝言を言ってびっくりしてまた前を向く。
しばらく前を向いたままでいると、また天月くんが寝言を言った。
天月「…A…すき……け…こん…。」
「…!」
それは私を照れさせるのには充分すぎた。
顔が熱い。きっと今の私の顔は真っ赤だろう。
「ま…まず…『すき』は良いとして…
け……結婚…!?」
天月くんが起きないくらいのこえの大きさでしゃべる。
1人部屋の隅で彼氏が背中で寝てて顔が真っ赤になる人なんて他の人が見たらただの変人。
けど…例え寝言でもこれは…
「嬉しすぎるよ…。」
天月「…嬉しい?良かった。」
「え!?」
ばっと後ろを振り返ると天月くんがニヤニヤした顔でこっちを見ていた。
「…ずっと、起きてたの?」
天月「うん。」
「……え!じゃあ、結婚っていうのは…寝言じゃないの…?」
天月「そう。」
「…確信犯め。」
天月「えへへ。」
子供のように笑う天月くん。
…私は、その笑顔に惚れたんだ…。
「…結婚って嘘?」
天月「…違うよ。本当のこと。本当の僕の気持ち。
…A、僕と結婚してください。」
「っ…。
…はい。」
そう言って私たちは笑いあって、どちらからと言う事もなく、キスをした。
罰ゲーム【あほの坂田。】十（えr注意かもです！）→←鈍感〈うらたぬき〉☆
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来夢(プロフ) - OK(イケボ 全然大丈夫だよ〜 (2018年3月30日 22時) (
レス) id: 42f7f48796 (このIDを非表示/違反報告)
そまふ＠坂田家センラー(プロフ) - 来夢さん» 分かった〜でも、えr短編集にも書いた通り、遅くなるけどいいかな？ (2018年3月30日 17時) (レス) id: f2fc30d267 (このIDを非表示/違反報告)
来夢(プロフ) - そまふ＠坂田家センラーさん» リクエストだよ〜さかたんでストーカーから助けてもらう感じのやつお願いしてもいいかな？そまふさんにお願いしたいな！ (2018年3月30日 10時) (レス) id: 42f7f48796 (このIDを非表示/違反報告)
来夢(プロフ) - いえいえ、偶然見つけただけだよ！ (2018年3月29日 21時) (レス) id: 42f7f48796 (このIDを非表示/違反報告)
シラ(プロフ) - 来夢さん» こっちこそごめーん!指摘、ありがとう!（そまふもありがとー!） (2018年3月29日 15時) (レス) id: ebc4a5b0f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そまふ&シラ x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/homepagedayo/
作成日時：2018年1月7日 17時
