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「いやぁ、良いもの買えたわ！」
『それはようござんした』
店を出て少し歩いたベンチに腰を掛け、包装された箱を持ってご満悦なRiKu。
お礼にと奢ってもらった某コンビニのキャラメルラテを飲みながら、自分も隣に座った
『後は渡すだけか』
「そう！今から会うから、すぐに渡せるわ」
『…今から？』
「？そうよ。もうちょっとだけど」
ふふふ、と笑うRiKuの脇腹を、少し強めに叩かせてもらった。悶えるRiKuなんて知らずに、私は座ったばかりだけど立ち上がる。
『まさかそれにも付き合えと？え？』
「…そ、その通り、です…うっ」
『渡すくらいなら自分だけで出来るでしょ。私要らない。』
「…それがね、要るのよ」
『なんで？』
「だって、その人＿」
「こんばんは、RiKuくん」
RiKuが言おうとした言葉の続きは、見知らぬ男性によって遮られた。
「あら、もう来たのね」
「遅れたらダメかなって、少し走って来たんだけど、余裕？」
「全然余裕」
男性はRiKuと親しげに数回言葉を交わすと、思い出したかのようにこちらを向いて、目を見開いた。
「すー、紹介するわ。そちら歌い手の天月くん」
「どうも天月です……すいみぃさん、ですよね？」
『あ、はい、初めまして。すいみぃです。』
「…うわぁぁぁ、本物だぁぁぁ……！！」
『……ほ？』
天月さんの予想外の反応に思わず首を傾げると、彼は突然手を掴んできた。記念すべき本日2回目の掴みです。
「ファンです！すいみぃさんが歌い手を始めた頃からずっと好きでした！！CDも限定版と通常版持ってます…！青い鳥の方もプライベート垢でフォローさせてもらってます！あ、生放送も聞きました！イベントも当選したんで、死んでも行きます！！！」
『 』
「まって、天月くん！すーが息してない」
…RiKuが言おうとしてたことって、
"「だって、その人、睡民さんよ」"
とかそういうやつだったの…。
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-naki-(プロフ) - 夏色さん» もしかしたら読まれるかもしれませんね((青い鳥の闇は恐ろしいですよ((((；゜Д゜)))コメントありがとうございました！ (2018年4月7日 19時) (
レス) id: 51c4e75278 (このIDを非表示/違反報告)
夏色 - いつも楽しく読ませていただいています！ (2018年4月7日 14時) (レス) id: e62bcbb5e6 (このIDを非表示/違反報告)
夏色 - まあアカウント持ってないので無理ですが,,,(´ω`) (2018年4月7日 14時) (レス) id: e62bcbb5e6 (このIDを非表示/違反報告)
夏色 - なるほど、Twitterにタグを付ければ読んでもらえるんですね？（真剣） (2018年4月7日 14時) (レス) id: e62bcbb5e6 (このIDを非表示/違反報告)
-naki-(プロフ) - のんののんさん» あ、ほんとだ！漢字まちがってますね(ﾟдﾟ;)私が1番言えたことじゃありませんが、誤字は誰にでもありますよ！！ご指摘ありがとうございました！ (2018年4月6日 19時) (レス) id: 51c4e75278 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：-naki-
| 作成日時：2018年2月25日 18時
