御堂筋翔の初恋奮闘記【弱虫ペダル】

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《御堂筋side》


次の日、ボクらは自転車部に赴いた

ドアが開いとったからボクらが来たことは中におるやつにとって一目瞭然や



「おぉ！1年生か！よう来たな！」

「ようこそ自転車競技部へ！ささっ、中に入って､､､」


ボクの肩を触ってきたやつを振り払って、1歩前へと出る


「え、」



『あららぁ』

「､､､エースさんは何方はんですか？」


「え、エースは俺や」


「エースナンバーであるゼッケン1はボクが付ける」


せやから､､､


「ひと勝負して貰えませんか？エースさァん」

『こっちは借りもんの自転車でええです。兎に角、エースくんと勝負させたって下さい。』


「いや待て待て。ゼッケン1つけるて､､､エースナンバーやで？」

「うちのエースはそんな甘うないで！」


煩いカスバエ共が口々に鳴きよった



『勝負してもらえば分かってくださると思います。ごちゃごちゃ言わんとはよ準備して下さい』


「Aチャァン。女の子ォがそないなこと言うたら怖がられるでぇ？」


『かまへんよ』




「､､､わかった。その勝負受けて立つわ、！」

「石やん！？」





、





結果。ボクの圧勝やった


『おつかれさん。みどくん』

「別に疲れてないわ」



「石やん！！」

「み、御堂筋､､言うたか。この部を､､､どうするつもりなんや。ノープランなんやったら､､､「軍隊。」

「は、？」


『インハイに出場するには後5人必要です。貴方たちはみどくんの手となり足となり、言われた通りに作戦を遂行するだけです。』


「せやから､､､これからよろしゅうおたの申しますゥ笑 セェンパイ」

「ほんで、そっちの子は､､､」


『申し遅れました。私、マネ兼マッサーの速水と申します。この京都伏見がインハイで優勝できるよう、サポートしますので､､､』


マッサー？初耳なんやけど


「ではまた本入部の時に来ますんで､､､さよォならァ」

『失礼します。』






､､､


『うわぁキッついなぁ､､､』

「今更何言うとんのや」


『普通の私やったら部員に情がわいてまうもん！』

「おん。あんまり深く関わったらあかんよ」


Aチャンと最初っから仲がええのはボクだけなんやから


『ポーカーフェイスを保つ､､､』

「ﾌﾟｯｸｸﾌ笑 3年間持つとええなァ」




その後、またAチャンと帰って家の前で別れた

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