30話 ページ34
A目線
96ちゃんと別れた後に家の方向へと向かった。
最近あの人達…私にめっちゃ質問責めしてくるもんなぁ。
今日は、そうなる前にさっさと自分の部屋に入って色んなことしよ！
『…よし。』
私が意気込んでいると…もう家の前についていた。
私は、深呼吸をしてから家のドアを開けた。
『た、ただいま〜。』
ちゃんとただいまって言ってるから…Aちゃん偉い！偉すぎる！！
自分を心の中で褒めながら、皆がいると思われるリビングへと向かった。
そういえば…いつもは坂田とかが飛びかかってくるのに今日は来ないんだな。
『おーい。誰かいる〜？』
そう言いながらリビングのドアを開けた。
やけに静かなのが気になったからだ。
でもリビングも明かりがついてなくて…誰の姿も見当たらなかった。
『もしかして…まだ誰も帰ってきてないのか？』
いつもは私が帰ってくる頃には、皆帰ってきてるのに…。
まだ生徒会の仕事が残ってたのかな。
それとも…また誰かに告白されてる？
『どっちもあり得るな…。』
独り言が悲しくリビングに響く。
こんなに皆が居ないのって悲しかったっけ…。
いつも騒がしすぎるからなんか寂しいなぁ。
『あ、なんか連絡入ってた。』
そらる兄ちょっとまふと寄りたい所があるので帰り遅くなる。
うらた兄俺たちも遅くなるわ。
志麻兄A1人だけどお利口さんに待っとってな?
『いや…私何歳だよ。』
最初の2人はわかるよ？
最後の人は私のこと何歳だと思ってるの？
もう高校二年生なんですけど…。
『まあ帰りが遅いなら仕方ない。今日は、特別に私が夜ご飯作ってあげる！』
そう思い…部屋着に着替えて夜ご飯の準備にとりかかった。
今日はみんな大好きハンバーグにしとこ！
『そういえばなんで遅くなるんだろ…。』
やっぱり生徒会の仕事が残ってたとか？
それなら悪い事しちゃったな…。
いつもお世話になってるのに。
『材料があったから良かった。』
すると急に昼休みに言われたことを思い出した。
『もう近付かないで…か。』
また悲しい独り言が響いていった。
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トーラン☆★(プロフ) - さん» そう言ってもらえて嬉しいです！更新頑張ります！！これからもよろしくお願いします！！ (2020年4月20日 15時) (
レス) id: 5d8b505139 (このIDを非表示/違反報告)
- 面白すぎます！この作品大好きです！応援してます！ (2020年4月10日 6時) (レス) id: 791a99e14f (このIDを非表示/違反報告)
トーラン☆★(プロフ) - 喜春さん» ありがとうございます！そう言ってくれる方がいるだけで頑張ろうと思えます！！応援よろしくお願いします！！更新も頑張ります！ (2020年4月1日 0時) (レス) id: 5d8b505139 (このIDを非表示/違反報告)
喜春 - コメント失礼します。とても面白いです！これからも頑張ってください！応援してます！ (2020年3月31日 16時) (レス) id: d9f7f3b7dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トーラン☆★ | 作成日時：2019年9月17日 2時
