【ストーリー1】 第一章 ページ9
武器支給のボタンを押す夜月明莉。
櫛田まなかがゲームマスターの手によって殺されたことにより、ゲームは加速する。皆抵抗はあるのか、夜まで誰も動かなかったが、さすがにタダ死にはしたくなかった皐月美乃は行動開始する。
しかし、出会う敵が悪かったのか、出会った人は天音紅羽。彼女はどうやら蜘蛛川巴と行動していたみたいで、蜘蛛川巴と戦うことに。しかし、彼女は闇属性とは言え、亜空間では皐月美乃が叶うはずもなく、抵抗して長時間の戦闘の末、負けてしまう。それと同時に蜘蛛川巴は人を殺すことへのワクワク感を覚えた。
亜空間を解いた蜘蛛川巴。天音紅羽に皐月美乃の死体を見られたため、アナウンスが鳴る。これが原因で「誰かが彼を殺した」という意識を植え付けさせた。
その後、蜘蛛川巴と天音紅羽は別れた。歩いている途中、天音紅羽は足音に気づいたが、誰かはわからず終いだった。天音紅羽は次に出会った花残奏を殺すことに。無属性と属性持ち、圧倒的な不利な状況で花残奏は負けてしまった。しかし、天音紅羽は自分が殺したとバレないためにある人を呼び寄せていた。いつすれちがったかは不明だが炎属性の立花樹。彼がやってきたと同時に、わざとらしく持っているナイフを掲げる。奥の花残奏が殺されてしまうと思い、立花樹は咄嗟に出していた炎を天音紅羽に飛ばすが、直前に自身の血を飲んでいた天音紅羽はさっと立ち退く。そのまま炎は花残奏に直撃した。炎が当たった彼女の腹部分は焦げてはいなかったものの、天音紅羽が刺していたであろう傷口はふさがりかけていた。まるで立花樹が彼女を殺してしまったみたいな状況に。「死人にくちなしだから」と言い、血が出ないことをいいことに困惑して恐怖に満ちている立花樹をその場で殺害。逃げようとして背中に刺してしまったが、改めて腹部を刺し、隣の部屋に移した。天音紅羽は自分のナイフを彼の腹に突き刺したままにし、自分から命を絶ったかのように見せかけた。
そしてそのまま猛ダッシュ。武器支給のボタンを押してナイフを新しく取り出した。その後、水無月桃弥を見つける。出会えば彼も死にたくないのか、反抗する。
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作者ホームページ:なし 作成日時:2019年6月16日 20時