俺は奴らのところに行く位なら死んだ方がましだ

24 思いもよらぬ失態 ページ28

メリオダスside

さっきから視界はボヤけるしフラフラするやっぱアイツにやられたのが響くとは、泣けてくるぜ
そんなことを考えていたらザネリが立ち止まり
ザネリ「メリオダス」

メリ「何だ？」
バレてるだろうが普通に返事をした

ザネリ「お前、本当は後遺症が残ってるだろ？」

メリ「...やっぱバレてたか、そうだろうと思った、マーリンとジェンナもとっくに気づいてんだろ？」

ザネリ「じゃあなぜ教えなかったんだぞ？長二人の力があればもしくは...」

メリ「もう遅いんだよ...」ｺﾞﾌﾟｯ
そう言ったら口から血が溢れた


ザネリ「メリオダス！...血が!!」

メリ「ほらな？俺はこの様、戦っているときにこんなことが有ったら不意を付かれ勝てないだから今は...奴らを倒すまではこの事、皆には言うな」ﾆｺｯ
あいつらに心配させたくねぇし

ザネリ「...分かったぞ、だがこれは持っておけ」ｻｯ
ザネリが出したのは瓶だった

メリ「何、だこれ？」ｺﾞﾎｯ
また血が出る

ザネリ「メリオダス!?簡単に言う、これはさっきみたいなことにならないようにする薬だぞ、８時間もつこれを毎日欠かさず飲むんだぞ、子薬の作り方はマーリンが知っているぞ」

メリ「そっかありがとな」ﾌﾗｯ

ザネリ「メリオダス少し休め、修行はあとだぞ」
俺はザネリの肩に担がれるような形になった

メリ「そう、させてもらう」

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