目が覚めたら私の知らない世界

でも…スゴく… ページ8

A「お…起きましたよ」ｶｧｧ
※Aはメリオダスの後ろにいます

？「あの？」


ﾒﾘｵﾀﾞｽ「お！起きたか！」ﾌﾟﾆﾌﾟﾆ


A「なんで…私の胸ばっかり」ｶｧｧ


ﾎｰｸ「…」ﾑｶﾑｶ


？「ここは？…私はなぜ…」


ﾒﾘｵﾀﾞｽ「フラーっと店に入ってきて行きなりぶっ倒れたんだお前」


？「お店？」


ﾒﾘｵﾀﾞｽ「〈豚の帽子〉亭オレの店だぜ」


？「あなたの？」


ﾒﾘｵﾀﾞｽ「おかしいか？」


？「いえ…てっきり剣士さんかと」


ﾒﾘｵﾀﾞｽ「ああ！」ｼﾞｬｷﾝｯ


？「きゃっ！…え？刀が折れてる？」


ﾒﾘｵﾀﾞｽ「へへっビビった？柄だけでもちらつかせてりゃそれなりに見えんだろ？これぞ食い逃げへの抑止力ってやつだ」


ﾎｰｸ「てめえの不味い飯を食わされて金ふんだくられる客の方が気の毒だぜ」


？「わぁあ！喋る豚さんだ！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


ﾎｰｸ「ホークだぜ！よろしくな」


？「この前誕生日プレゼントで父におねだりしたんです！」


A「…その…貰ったんですか？」


？「…いいえ」


ﾒﾘｵﾀﾞｽ「そだ！腹減ってないか？よけりゃ食わしてやるよ！Aも食うか？」


？「あの…Aとは」


A「わ…私ですAです…ここで看板娘…してます…メリオダス…食べる」







ﾒﾘｵﾀﾞｽ「どーぞ！Aもほれ！」


A「ありがとう…いただき…ます」


？「介抱してもらったうえに食事まで」


ﾎｰｸ「いいから食べてみな」


？「はい…いただきます」ﾊﾟｸｯ


？「うっ!!?」


ﾒﾘｵﾀﾞｽ「どうだ？不味いか？」


？「…はい」


A「おいしい…と思う…」


ﾎｰｸﾒﾘｵﾀﾞｽ「やっぱり！」


ﾎｰｸ「しっかしいつみても不思議だなAちゃんこいつの味が食えるとはな後なんでそんなに離れてんの？」


A「…ひみつ」


？「でも…スゴく…おいしい」


ﾒﾘｵﾀﾞｽ「なあお前なんであんな鎧」

ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ
男「開けろ！村の人間からここに七つの大罪が発見されたときいた!!おとなしく出てこい!!!」


ﾒﾘｵﾀﾞｽ「なんだ？」


A「な…に」


？「聖騎士…」


ﾒﾘｵﾀﾞｽ「お前はここにいろ！オレがでるAもな」


A「うん…」


男「おい!!誰かいないのか!!?」

ｶﾞﾁｬｯ
ﾒﾘｵﾀﾞｽ「呼んだか？」


男「お前はなんだ？」


ﾒﾘｵﾀﾞｽ「オレはここの店長(マスター)だ」


男「そうか錆の騎士はどこだ？おとなしく出せ」

煮るなり焼くなり→←錆の騎士

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