勇気のお守り ページ6
キャメロット近くの町
ガヤガヤ
メリオダス「いやぁ〜賑わってますなぁ!」
A「そ…そうですね」
ホーク「どうしたんだAちゃん?」
A「な…なんでもないです」
子供「ねえ母さん!なんであのお姉ちゃん目の色が違うの?髪も白いし!」
A「ビクッ」
その子の親「こら…失礼でしょ!」
婦人「たしかに青と赤い目ってね…」ヒソヒソ
婦人「白ってありえないわね…」ヒソヒソ
A「…」
メリオダス「Aちょっと来い」
A「はい」
ホーク「とんとことんとこ」
小物が売られている場所
メリオダス「おーい!コレくれ!」
店主「まいどー」
メリオダス「ほれ」
A「あ…あのメリオダスさん…えっとこれは?」
差し出されたのは二等辺三角形型の黄色い髪止めだった
メリオダス「勇気のでるお守りだ!」
ホーク「いやお守りじゃなくて髪止めだ…」
メリオダス「ホーク黙っとけ」
ホーク「う…」
A「勇気の…でる?」
メリオダス「ああ!お前さっき町の人らにいろいろ言われただろ?そういうのは気にすることじゃねえ…お前の白い髪も目の色が違っててもいいじゃねぇか!綺麗なんだからもっと自信を持てよ?」ニヒッ
A「…ありがとうございます」カァ
メリオダス「敬語は使わなくていいぜ?さっ帰るか!」
A「うん!」
ホーク「Aちゃんにはなんの仕事してもらうんだ?」
メリオダス「ん?そうだな…A!」
A「はい?」
メリオダス「お前料理したことあるか?」
A「ない…」
メリオダス「じゃあホークと一緒に接客してくれるか?」
A「が…頑張る」
メリオダス「じゃあ制服用意しとくな!」ニヒッ
ホーク「スケベ店長め」
メリオダス「アレはアレでそそるんだけどな」
ホーク「Aちゃんそれつけねえのか?」
A「つける…よ?」スッ
パツッ
メリオダス「お!似合ってるぜ!お前の髪色と目の色に相性がいいみたいだな!」
ホーク「料理のセンスないくせにメリオダスにこんなセンスがあるとは…」
メリオダス「A!!今日の看板メニューは豚の丸焼きだ!!」
ホーク「ピィィイ!?」
A「え!?」
メリオダス「冗談だって」
A「な…なんだビックリした」
メリオダス「今日の仕事終わったらケインズの集落に出発だ!」
ホーク「おー!」
A「おー?」
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凛 - 面白くてつい笑っちゃいましたwこれからも頑張って下さい! (2021年3月11日 20時) (レス) id: 28e07eded0 (このIDを非表示/違反報告)
鐘が鳴く(プロフ) - ペルシアさん» ありがとうございます! (2020年2月9日 23時) (レス) id: 3b919a86cb (このIDを非表示/違反報告)
ペルシア - Omosiroiです!! (2019年12月29日 0時) (レス) id: 3f7bcd3892 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鐘が鳴く x他2人 | 作成日時:2018年9月2日 23時