【四ツ目神】四ツ目の巫女 (ページ4)

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雨「水は…狛犬の向きがおかしいですね。戻してみましょう。」

雨が狛犬の向きを変えると水が流れ始めた。

イミゴ・マイ「おお!!」

イミゴ「すごいな!雨!」

雨「ありがとう。」ﾆｺｯ

あとは柄杓だ。

イミゴ「ともかく色々探して見るか…。」

参道に行った。

マイ「みて!木の棒見つけたよ!」

イミゴ「木の棒見つけて喜ぶとかガキか。」

雨「でもこれ柄杓の柄ですね。何故バラバラに…。」

一度手水舎に戻った。

マイ「なんか屋根の上にあるよ?んー。取れない!イミゴ!肩貸して!」

イミゴ「言い忘れてたけど、俺に触るなよ。不幸になるから。」

マイ「え。」

雨「マイちゃんごめんなさい。言い方は悪いけれどイミゴの言っていることは本当なんです。あと、それ柄杓の柄を使って取れますね。」

マイ「あ、ほんとだ。よいしょ、っと。取れた!」

イミゴ「それは柄杓の皿の部分だな。」

雨「皿と柄を合わせて…できました!」

イミゴ「器用だな。」

マイ「すごい雨ちゃん!」

雨「これくらいどうってことないですよ。」

イミゴ「これで身を清めることができるな。」

ー

マイ「えーとまず左手を清めて、次に右手…左手に水を受けて口をゆすぐ…左手を清める…柄杓を縦にして柄をあらうっと…これでいいかな?」

イミゴ「さっきよりはマシになったな。」

雨「これで狛犬の先まで行けますね。」

３人は狛犬の先まで歩いていった。