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家へ帰ると、部屋はシーンと静まり返っていた。
…みんなに話がまわったのかな。
アンさんは部屋には戻るなよ。と目で訴えてきた。
貴「(ここにいたところで何も変わらないのに)」
私は渋々いつも座ってるソファーに静かに腰掛けた。
みんなが誰が行動をとるのか様子を伺ってるようだった。
…それで、チラチラとSouくんを見てる。
袖のせいであの時の怒りがじわじわとまたこみ上げてくる。
……馬鹿らしい。
私は興味なさげにスマホを取り出して大学の友達とLINEをすることにした。
ろ「(めっちゃAちゃん怒ってるよ…どうしよう。)」
9「(これはやばい時だよね…下手に行動とるとキレるよ、Aちゃん。)」
れ「(なんでこーゆー時はSouくんも意地張って謝らないのかな…。馬鹿なの？)」
女子組は目線で会話してるようだった。
…思わず「あのさぁ」と怒りそうになってしまう。
ダメだ。関係ない子にキレるのは良くない。
なんて思って気持ちを落ち着かせてると…
び「A」
貴「…びすくん。」
びすくんが自然な動きで私の横に座る。
びすくんは私に笑いかけて、「なにしてるの？」とスマホを覗き込んだ。
おぉ、顔近い。ってかイケメンだなお前。
貴「…なんもしとらん。」
び「お。そっか〜」
ちょっと怒ってるせいかな。関西弁で喋っちゃったんだけど、
びすくんは動じない様子でニコニコと笑った。
び「じゃあさじゃあさ！」
貴「…どしたん？」
び「俺の部屋で遊ばない？ちょうどいい曲見つけたんだ」
貴「…コラボする？打合せしよか。」
びすくんはぱぁっと顔を明るくして「じゃあお茶飲んでから行くから先部屋に行ってて！」と
キッチンへ小走りで向かった。
…うん、可愛い。
私は少し軽くなった気持ちで部屋を出た。
〜その後の部屋〜
び「……で、いつまで意地張るわけ？
…言ったよね？考えた上での行動なら本気で怒るよ？」
S「いや、あの…」
び「…Aの事、幸せにできないなら俺が貰うけど？」
静まり返った部屋に、ドアが閉じられる音が響いた。
…続いて聞こえたのは幸せそうなふたりの声。
S「…そんなこと…わかってるよ…」
--------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ ---------------
塾行く前に少しだけ更新します。
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あーら(プロフ) - ありー*さん» ありがとうございますっ！ (2017年4月30日 7時) (
レス) id: 3d94a8f31b (このIDを非表示/違反報告)
ありー* - とても良かったです....！ (2017年4月29日 22時) (レス) id: c8c4d3036b (このIDを非表示/違反報告)
あーら(プロフ) - よもぎ餅さん» ありがとうございます！！泣いたなんてそんな…！とっても嬉しいです！ありがとうございます〜（二回目） (2017年4月28日 18時) (レス) id: 3d94a8f31b (このIDを非表示/違反報告)
よもぎ餅(プロフ) - なんですか…!いい話すぎるじゃないですか…!(泣いた) (2017年4月28日 18時) (レス) id: e0de3e82ce (このIDを非表示/違反報告)
よもぎ餅(プロフ) - なんですか…!いい話すぎるじゃないですか……!(泣いた) (2017年4月28日 18時) (レス) id: e0de3e82ce (このIDを非表示/違反報告)
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