じゅうはち ページ18
貴「お待たせしました。これ、今使ってるのの前に使ってたんです。」
ま「綺麗…」
まふまふさんは、目を輝かせた。
私は、さっき使っていたフルートの頭部管を抜いて、
貴「頭部管からやってみましょ。これです。」
持ってきたフルートの頭部管をまふまふさんに手渡した。
貴「手前のリッププレートに下唇を当ててください。あ…上唇はつけたらダメです。」
ま「こう？」
まふまふさんは両手で頭部管を持って首をかしげた。
貴「はい。それで、息の半分を中に入れるんです。前にロウソクがある感じで…」
フッと息を吹き入れるとА…ラの音に近い音が出る。
…ちょっと高い。この部屋温かいな…
見様見真似でまふまふさんは息を吹き入れる。
…掠れた息の音。
ま「あれ？」
貴「息を少し強くしてみてください。この辺向かって。」
まふまふさんの前に手を出して、小さく笑う。
まふまふさんはさっきより強く息を吹き込んだ。
ほんのり音が出る。
貴「惜しい…。息の吹き込む場所が上すぎますね。もうちょっと下に向かって…」
まふまふさんが小さく頷いて、手に息が当たる。
すると、綺麗に音が鳴った。
ま「鳴った！やったー！」
貴「この感じです。もう1回吹いてみてください。」
嬉しそうにしたまふまふさんは、コクコクと頷いて、頭部管を持った。
コツを掴んだようで、そこからは音がならないことは無かった。
貴「休憩しましょうか。」
ま「もう？」
まふまふさんは、元気だよ？と首をかしげた。
貴「頭部感置いて、ここまで来てみてください。」
私は、理由は言わずにソファに座った。
まふまふさんも、丁寧に頭部管を置いて、こちらに行こうとした。
…だが、足元がフラついてうまく来れないようだ。
ま「？？」
不思議そうに首を傾げるまふまふさんに、
貴「フルート吹いてる時は夢中で気が付かないんですけど、案外酸欠になってるんです。」
と、説明する。私も昔は五分おきくらいに酸欠起こして休憩していた。
なんせ肺活量がほんとにないから。
ま「へぇ。でもじゃあ何で平気なの？」
まふまふさんは納得。と手を叩くと、その後また首をかしげた。
貴「慣れです。肺活量が増えたんですかね。いまは二時間ぶっ通しで吹いても平気なんです。」
感心したようなまふまふさんに、そう言えば。と話題を切り替える。
貴「なんでここに来たんですか？」
一番、気になっていた話題に。
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恋華(プロフ) - みゅーず(MUSE)さん» いえいえいえ！！全然大丈夫です！ありがとうございます！これからもこんな作品ですが、頑張って行きますので暖かい目で見守って頂ければ幸いです…！ (2017年4月2日 15時) (
レス) id: 3d94a8f31b (このIDを非表示/違反報告)
みゅーず(MUSE)(プロフ) - 恋華さん» そうだったんですね。wすみません！出しゃばるようなことを言ってしまって… (2017年4月2日 8時) (レス) id: eb4905d3d3 (このIDを非表示/違反報告)
恋華(プロフ) - みゅーず(MUSE)さん» コメントありがとうございます！そうなんですよー！間違えてrにしちゃって…途中で気付いたのでもうrでいーや。と思って！すみません、ご指摘ありがとうございました！ (2017年4月2日 6時) (レス) id: 3d94a8f31b (このIDを非表示/違反報告)
みゅーず(MUSE)(プロフ) - 今日この作品を見つけて読んでみたらとても面白く思いました！(日本語変ですね。はい。w) あと、わざとだったらすみません。夢主の歌い手名、のえると読むのならばNoerではなくNoelでは無いでしょうか？ほんとわざとだったらすみません！！！ (2017年4月1日 22時) (レス) id: eb4905d3d3 (このIDを非表示/違反報告)
恋華(プロフ) - レオンさん» 天月すんはなんか純情な感じにしたかったんですけど、そしたら女子力高めになっちゃいましたw今後もそんな女子力高めな天月すんの活躍をお楽しみ（？）ください！ (2017年3月18日 6時) (レス) id: 3d94a8f31b (このIDを非表示/違反報告)
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