3年 冬 伊黒視点 ページ20
不死川「正気に戻れェ、伊黒」
伊黒「いや、至って正常…ではないから、こうして頭をぶつけて正常に戻そうとしている。見て分かるだろう?」
不死川「どうしてそれが正常じゃない行為だってわからないかなァ…」
呆れたような、絶望したような声色で
不死川はそう言う。
その後ろの方から、煉獄の声も飛んできた。
煉獄「そうなってしまった伊黒は俺達では戻せない!!よって、俺がAを連れてきた!!」
宇髄「は?呼んだのか??」
その質問に煉獄はぶんぶんと
音を立てるように首を振りつつ答える。
煉獄「いや、電話越しだが!!1番友好的な切り札だと思う!!あと、これは宇髄のスマホだ!!」
宇髄「自分の使えよ…」
煉獄「すまない、見当たらなかった!!」
そうして煉獄が宇髄にスマホを差し出す。
受け取った宇髄が
こちらに見せたそのスマホの画面には、
通話相手の欄に【長谷川A】と
しっかり表示されていた。
そのスマホから聞き慣れた
Aの声が流れた。
『わーお、杏寿郎の爆音はスピーカーにしないと耐えられないね。というか、宇髄から電話かかってきたと思ったんだけどな。…んで、なんで呼ばれたのかな、私。』
伊黒「…俺は、Aに合わせる顔がない…!」
いやもう、邪念とか色々あって
顔を合わせられないというか、
いっそこのまま暴走してしまおうかな、なんて
考えを選択肢に入れている自分が許せない。
どうすればいいんだ、これ。
212人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
白揚羽(プロフ) - さたぽさん» コメントありがとございます…!鬼狩り伝のあればもう殆どネタ(この作品自体がネタみたいなモノですが…笑)なんですけど、好みに合ったなら良かったです♪これからも頑張りますので、よろしくお願いします…! (2020年12月3日 18時) (レス) id: 400d2ea662 (このIDを非表示/違反報告)
さたぽ - 鬼狩り伝のワンシーンの所めっちゃ好きです(突然の告白)笑いが止まりませんでした(笑) (2020年12月3日 10時) (レス) id: 9fcb7f6a63 (このIDを非表示/違反報告)
白揚羽(プロフ) - すかいさん» そう言っていただけるとすごく嬉しいです…!コメント貰えて嬉しいです♪好きって言って貰えるとほんとに嬉しくて…(泣)これからも頑張ります…! (2020年12月1日 19時) (レス) id: 400d2ea662 (このIDを非表示/違反報告)
すかい(プロフ) - コメント失礼します!チキンなものでコメントするの初めてなんですが、少し前から拝見しています!めちゃめちゃ好きです!私の好きな夢小説にぴったり当てはまるんですけどもしかして心の中読めます?wこれからも応援してます!! (2020年12月1日 7時) (レス) id: 480a641978 (このIDを非表示/違反報告)
白揚羽(プロフ) - ラリマさん» 応援コメントありがとうございます!!更新頑張りますぅぅう!!! (2020年11月26日 19時) (レス) id: 400d2ea662 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:白揚羽 | 作成日時:2020年11月23日 19時